わくわく歴史同好会の「椿山荘と寛永寺の史跡探訪」に参加した。水戸駅南口で大型バス2台におよそ100人が乗り込んだ。小生の2号車では、当日欠席3名があり、47名だった。予定通り8時出発。
水戸南ICから高速に乗り、最初の目的地椿山荘に10:50少し前に到着した。早速椿山荘の方から、簡単な説明を受け、園内を散策した。昼食は、11:50~で12:50にバスが出発するとのことだった。
思ったよりは小さな庭園だった。これも、城廻をして藩主が遊んだ庭園をみなれているからかも知れない。ツバキ、ロウバイ、サンシュウ、サクラ(河津)、ダンコウバイなどの花があった。羅漢石、庚申塔、般若寺式石灯籠、十三重の石塔、丸形大水鉢などの石造りのものや、小野篁ゆかりという篁山竹林寺(広島県)から移築された三重塔、シイの神木(樹齢役500年)や白玉稲荷神社などがあった。TVコマーシャルで見る滝も本館脇にとうとうとした水を落としていた。
12時に食事場所である椿山荘タワー9階アザレヤに行くと小生の昼食はなくなっていた。小生は、出発は12:50だからゆっくり食事をしても12:00から始めれば十分だと思って行ったのだが、すでに全員食事を終わっていた。本日3名の欠席者が出て、余った松花堂弁当は食べても良い、と幹事が言ったので残っていた弁当を食ってしまったとのこと。10分遅れた小生の弁当は残った弁当として食われた。小生と同じ目に遭った人がもう一人いたようで、その人の話によると余った弁当を食った人は無理して食ったと言っていた、と憤慨していた。その人は、幹事が下のレストランで昼食を準備してくれたが、3000円の弁当だったが、レストランで食ったのはそれより安かったといっていた。無理してまで他人の弁当を食うとはあきれた連中だ!
ついで、東叡山寛永寺本坊(根本中堂)、開山寺、輪王殿を見て、東京文化会館の北側でトイレ休憩があった。小生は、昼食が食べれなかったので、パークス上野店でサンドイッチとコーヒーを買って食べた。その間、他の人々はすでにどこかへ出発していっていた。集合は14:40だったので、それに間に合うように天海僧正毛髪塔の前を通り、菅公詠梅(左写真)と清水観音堂を見た。戻るとき正岡子規記念球場の脇を走り集合場所に戻った。
最後は谷中霊園を訪れ、徳川慶喜の墓所(神式)を見て、18:25水戸駅南口に帰着した。小生は、夕食を駅ビル内のレストランで摂って帰宅。
今回の旅は散々だった。昼食もさることながらロス時間が多く、見て回る時間が少なかった。極めつけは最後の慶喜の墓所が、下調べに来ていて地図を手にしていながら、うろうろ探したことだった。団体旅行は安くて気楽で良いが、自由が利かなく、都度よく考える必要がある。