おひな祭りに、道明寺の桜もちを作りました。
道明寺粉と桜の葉の塩漬けはカルディで購入。あんは家にあった粒あんを使いました。
桜もちは、関東では薄皮を使った桜もち、関西では道明寺粉を使った桜もちが主に食されているようです。私自身、大きくなるまで桜もちといえば薄皮のもので、道明寺をいただくことはほとんどなかったのですが、最近は関東でも道明寺をよく見るようになりました。それにあわせて、薄皮の桜もちは長命寺とよんで区別しているようです。
長命寺の桜もちは、海外にいた時によく作っていましたが、道明寺の桜もちを作るのは今回がはじめて。道明寺粉の袋に書いてあるレシピを参考にして作りました。
まずは道明寺粉を分量の水でふやかし、ぬれ布巾を敷いた蒸し器で蒸します。このあと水で溶いた食紅とお砂糖を加えるとありますが、私は先日いただいた仙太郎さんの白い道明寺が気に入ったので、同じように色をつけずに白く仕上げました。砂糖は袋に書いてあった分量よりかなり減らしました。
道明寺の生地にラップをかけておき、その間に粒あんを20gずつ丸めます。道明寺の生地を10等分し、あんを包んで形を整えます。塩抜きして水気をふき取った桜の葉で包んでできあがりです。
桜の葉っぱが大きくて、柿の葉寿司みたいですが^^ なかなかいい感じにできました。長命寺より手間はかかりますが、道明寺の方がきれいに仕上がります。薄皮を同じ大きさ、同じ形に焼くのは慣れないと難しい。道明寺は等分に分けて丸めるだけなので簡単です。
道明寺粉はもち米でできているので、味はおはぎにちょっと似ています。桜の香りがおもちにうつり、春の気分を味わいながらおいしくいただきました。
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少し前に、抹茶のロールケーキを作りました。
抹茶生地を焼いて生クリームをぬり、端に粒あんをのせます。
あんこが中心にくるようにくるりと巻いてできあがり。
築地本願寺カフェでいただいた”小豆と抹茶の堂島ロール”にヒントを得て作りました。ほろ苦い抹茶生地とあんこがベストマッチでした。