映画を見たあとに、六本木ヒルズにほど近い裏通りにあるフレンチレストラン、cogito (コジト) さんでランチをいただきました。
路地を入るとそこだけフランスの香りが漂うような佇まいの一軒家レストランです。ダイニングルームは、温室を増築したような作りになっていて、ぶどうの蔓がからまり、明るい自然光が心地よい。アンティークを配した温かみのある空間は、居心地よくくつろげました。
店名の cogito は、デカルトの「我思う、ゆれに我あり」(Cogito, ergo sum) から来ているそうです。
ごぼうのポタージュ。ごぼうの野生味を生かしたパンチのあるお味ですが、滋味深く体が温まりました。
ジビエの季節。シェフが自ら仕留めたというエゾシカをいただきました。エゾシカをいただくのは初めてでしたが、まったくクセがなくて柔らかく、まろやかでおいしかったです。合わせたソースも絶品でした。
付け合わせのじゃがいものグラタンときのこのソテーも間違いのないおいしさで、お肉によく合いました。フランス料理を食べたな~という満足感を与えてくれる極上のひとさらでした。
旬のいちごを使ったデザート。いちごのスープにフレッシュチーズ、シャーベット、お砂糖のパリパリ。目にも美しく、幸せを感じるひとさらでした。深煎りのコーヒーとともにおいしくいただきました。