セレンディピティ ダイアリー

映画とアートの感想、食のあれこれ、旅とおでかけ。お探しの記事は、上の検索窓か、カテゴリーの各INDEXをご利用ください。

My Best Films & Books in 2018

2019年01月05日 | 映画

2018年に見た映画と読んだ本の中から、特に心に残った作品を書き留めておきます。

*** 新作映画 ***

2018年に日本で劇場公開された映画から3作品を選びました。

彼の見つめる先に (Hoje Eu Quero Volter Sojinho / The Way He Looks)

ブラジル発の青春映画。初めての恋心にとまどう高校生の姿を描いたボーイ・ミーツ・ボーイの物語です。心がぎゅ~っと締め付けられるほどに切なくて、優しくて、愛おしくて、小さな宝箱にずっと大切にしまっておきたくなるすてきな作品です。

ウィンド・リバー (Wind River)

ネイティブ・アメリカン保留地で起こった殺人事件を通して、今なお先住民たちを取り巻くさまざまな問題を明らかにする社会派ドラマ。ずしりと重い作品ですが、正義感に突き動かされて事件に立ち向かう、新米FBI捜査官のまっすぐな情熱に救われました。

ボヘミアン・ラプソディ (Bohemian Rhapsody)
 + ボヘミアン・ラプソディ @爆音映画祭
 + 3つのボヘミアン・ラプソディ

昨年は私にとって音楽映画に恵まれた一年でしたが、中でも一番の興奮を与えてくれた作品。最高でした♪

*** 旧作映画 ***

2017年以前に公開された映画の中から1作品を選びました。

光をくれた人 (The Light Beween Oceans)

オーストラリアの孤島を舞台に、ふとした出来心から起こった悲劇と再生、愛と赦しの物語。詩情あふれる美しい風景も相まって、忘れられない大切な作品となりました。

*** 本 ***

昨年読んだ本の中から1作品を選びました。

ホルソン・ホワイトヘッド「地下鉄道」

19世紀のアメリカに実在した秘密組織、地下鉄道を題材にした物語。黒人奴隷という歴史の暗部が生々しく描かれていますが、主人公の少女の逃亡物語ともなっていて、アドベンチャーとしても引き込まれました。

今年もたくさんのすてきな作品に出会えますように。 

 

コメント (10)