世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

区の窓口対応、まだまだ改善が必要!

2007年08月13日 | 議員活動
(このところ連日猛暑が続いていますね。空は絵に描いたような夏空です)

今日は、午前中は婦人科の検診(卵巣のMRIを受ける)、午後から役所に行って、区民の方からの相談や調査依頼について、調べて結果を連絡したり、新たな提案をしたり、と、世の中お盆休みなのだけど、しっかり仕事をしていました。

実は、相談&調査依頼はまだ他にも溜まっていて、議会質問に絡められそうなものもあったり、ですが、とにかく宿題が山積です。(ため息・・・)

夜は、なかなか面白いメンバーでの飲み会というか情報交換会。こうして教育現場の声を直接聴ける、というのは大変貴重なことと思いますし、また、この不思議な縁に感謝、です。(少しの期間だったけど、教員をやっていてよかったなー!)

ところで、帰宅して、早速PCを開けてメールをチェックすると、区民の方から“ただ聞いて下さい”というタイトルのメールが。その名の通り、悲痛な叫びの内容でした。

話の概要は、メールのご本人は若い女性なのですが、現在仕事を辞めて病気療養中。そのため、国保の支払い金額を分割にしてもらっている。

次に請求が来た区民税も、とても払える金額ではなかったので、区役所に電話して分割をお願いした。「支払える金額はいくらですか?」と聞かれたので正直に答えたが、担当の男性職員は一方的に「その額じゃ無理」といい、「無理なら財産を全て調べ、財産があるならすべてを税金にあて、そして、銀行など差し止めになります」....と説明された。

結局、仕方なくみたいな言われ方をして、半年間、希望した金額で支払える様にしてもらえたが、それならなぜ最初からそのようにはできないなどと言われ、あそこまで言われ、こんな思いをしなくてはいけないのでしょうか?

・・・というものです。

「病気の事は話す気にもなれず、区役所に脅迫されてるような、見下されてるような気持ちになり、手の震えが止まりませんでした」と、メールにはありました。

区役所に電話した、ということは、払う意思があって、なんとか払おうと思っての相談だった、って、そんなこと誰だってわかるでしょうに!

にもかかわらず、このような対応は何という事か!と、私もメールを読んでいて非常に腹立たしい気持ちになりました。担当者の名前もメールにはありましたが、本人にこの内容を確認したわけではないのでここには載せません。でも、もしその職員が私のブログを見たら、自分のことだとわかるでしょう。

区民税の所管のどなたかが見たら、そういうことがあったのかどうか、まず検証し、反省すべき点があれば、課としてしっかり反省していただきたいと思います。

世田谷区の窓口対応の改善については、ずいぶん前から議会では言われていて、このところとても良くなった、と、評判だったのに、あー、まだまだだなぁ~!!と思いました。

一度、このように嫌な思いをした区民は、区役所不信(行政不信)に陥ってしまうものです。心の傷はそう簡単には癒えません。

できないことはできない、と言うべきでしょう。でも、今回の場合、できることをできない、と言っているのです。そして最後には仕方ないからできる、とは、どういうこと?!

もちろん、現段階で、私は事実を検証してはいませんから、「もし、この区民の方の訴えが事実だとしたら」、という前提で書いています。

余談ですが、この方は、きちんとフルネームと住所をメールに記してあり、信用できる方だな、と思いました。

私のところに来る苦情や相談、陳情、ご意見等のメールは、匿名の場合が結構あるので、「きちんとお話ししたいので、まずお名前とご住所を教えて下さい」とお願いするのですが、それでも名乗らない方がいらっしゃいます。それに比べたら、最初からそれらを明らかにしたメールで大変気持ちがよかったし嬉しかったです。

区民税については、確かに、国の税源委譲のせいで大幅にアップした人が多く、「こんなに払えない!なんでこんなに高いんだ!」という苦情の嵐でしょう。想像に難くありません。

だから、窓口の方もいい加減イヤになっている、のかもしれませんが、問い合わせてくる区民の方は初めての場合がほとんどなのです。二度とこのような思いをする区民が出ないように、丁寧に対応してください!!

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