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横浜焼売(シウマイ)物語2025

ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛落語らぶ晴れ時々ランニング、更新随時

獅子舞いに遭った!正月4日の商店街、

2013-01-04 | 横浜ラブ


お正月になると、獅子舞は我が家にもやってきました。
お獅子に頭を噛まれると、頭が良くなるといわれて、子どもたちはお獅子の前面に押し出されるのですが、初めはとっても怖かった…。
そのうち、みかんを投げるとそれは上手にくわえて食べる(まねをする)ことに気がつき、それがおもしろくて、どんどんみかんを投げた憶えがあります。
その食べ方は実に優雅で美味しそうで、何度見ても飽きなかったのです。
毎年お獅子はやってきたのですが、ある年のお獅子は、みかんを食べるのがとってもへたくそになっていました。
その翌年もへたくそで、まもなくお獅子はこなくなってしまいました。

あとで知ったのですが、あのみかんを食べるのが上手な舞いの親父さんが亡くなって、後継が上手く育たなかったのだそうです。

お正月に住宅街をお獅子が練り歩き、彼らを家に招く風習もやがて過去の遺産になっていくかのように思えました。
ところが、
伊勢佐木町の入り口で何やら、ワクワクするお囃子の音が…。

輸入食品のお店の中で、

お獅子が舞いを奉納中。お客さんも大喜び。

商店街のお店を次々に回ります。

ここは老舗の和菓子屋店。みんなニコニコ♪



この獅子舞を披露しているのは、関古式囃子保存会のみなさん。
毎年お正月はこうして、伊勢佐木町商店街で獅子舞を披露してくれるのです。

やっぱり、こいつは縁起がいいや♪

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関古式囃子の歴史は古く江戸時代、関の鎮守さまに至っては更に足利時代にまでさかのぼれるそうです。
昭和42年に保存会として正式に発足し、平成2年に横浜市無形文化財の指定を受けて古式囃子の伝統を守り後進の育成にもあたっています。
ホームページはこちら。http://sekinoohayashi.omiki.com