ところでスパゲッティ・ナポリタンは横浜が発祥だそうです。
第二次世界大戦後、横浜のホテルニューグランドは、7年間アメリカ軍(GHQ)に接収されておりました。
彼らが引き上げたあと、残っていたのが大量の乾麺(スパゲッティーニ)と瓶詰めのトマトケチャップ。
これを当時の総料理長入江茂忠さんが、これらを使ってなんとかホテルの看板料理にできないか?と開発したのが始まりです。(詳細はウェブで…Wikipediaへgo!)
子どもの頃のスパゲッティと言ったらナポリタンかミートソースでした。
大体、当時はパスタなんて、いわなかったしね。
余談ですが、パスタというのはピッツァも含めた小麦粉製品の総称です。
スパゲッティはスパゲッティーニという太さ1.6mm前後の麺の種類が日本語変換されたもの、ですよ、お嬢様方。
ナポリタンというのはナポリ風ということで、イタリア人に言わせるとナポリなのになんで魚介が入ってないんだ?
てえことにもなるらしい…。まあ、ナポリは港町だしね。
そもそもなぜナポリタンなのかというと、ナポリの屋台でトマトソース味のスパゲッティーが人気だったということから、
スパゲッティ・ナポリタンと英語で命名されたのだそうです。
でもね、このトマトケチャップ味のスパゲッティは時々無性に食べたくなります。
給食でも人気のメニューだったな。
小さいうちは口の周りがケチャップで、くわんくわんになるのが、なんともうれしたのしいね。
周りを汚さず上手に食べられるようになると、ちょっと大人になった気分でした。
最近横浜に日本ナポリタン協会なるものもできたそうです。興味のある方はこちらをごらんください。