今日は阪神淡路大震災から18年です。
あの日、朝いちばんのニュースで目に飛び込んで来たのは、火の手が次々に上がる神戸市内の映像でした。
第一報はラジオの方が早かったような記憶があります。
どちらにしてもとても現実とは思えず、暫く呆然としていました。
18年といったら、おぎゃあと生まれた赤ん坊が高校を卒業するまでの時間です。
先日ニュースレポートで、阪神淡路大震災関連の孤独死が未だ続いていると伝えていました。
失ったのは形あるものだけではありませんでした。むしろ、形のないものの方が多いかもしれません。
そして一昨年3月の東日本大震災。
東北被災地の老人のつぶやき
『ボランティアさん、何時まで来てくれるの?忘れないでね。』
悲しみが大きすぎて、未だに泣くこともできない人が大勢います。
忘れられてしまうのではないかという不安と諦めが、被災地の復興の気運を押しつぶそうと狙っています。
冒頭の写真は、長野新幹線でみつけたお掃除プラカード。
東北を応援している、一緒にがんばろうという意味です。
東日本大震災からずっと続けているそうです。
私たちにできる事のひとつは、忘れない事。
忘れないで。じぶんできるボランティアをつづけること。そういえば、
ボランティアという意識が市民レベルで根づき始めたのは、あの阪神淡路大震災からでした。
ひとりひとりの力は小さくてもそれが積み重なればきっと、大きな力になると信じたいです。