横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

北海道でっかいどう(その7)霧の阿寒湖、釧路湿原と鶴の恩返し

2017-09-09 | 旅行、おでかけ
北海道でっかいどう(その6)晴れた摩周湖、タンチョウとエゾシカの森
北海道でっかいどう北海道でっかいどう(その5)知床旅情ケイマフリ、ケイフマリではありません。
北海道でっかいどう(その4)北の漁港ウトロ
北海道でっかいどう(その3)オシンコシンでイオンシャワー
北海道でっかいどう(その2)近くて遠い、オホーツクの海
北海道でっかいどう(その1)網走番外地
北海道でっかいどう(前書き)
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最終日の釧路湿原に向かうため、阿寒で一泊しました。

ホテルのすぐ前が阿寒湖。

朝の阿寒湖は霧にけぶっていました。



阿寒湖の三匹


湖畔には猫の住処があるようでこの三匹は常連さんみたいです。


いよいよ釧路湿原へ

釧路湿原は日本最大の湿原です。
世界遺産に指定されており、自然保護のため遊歩道のある区域以外、勝手に中に入ることはできません。
展望台から眺めるだけです。



かつて釧路湿原はタンチョウヅル繁殖地でした。
その後タンチョウが国の天然記念物に指定され、繁殖地域を拡大。
昭和33(1958)年タンチョウに限らずに希少鳥獣生息地として国指定の鳥獣保護区へ。
昭和55(1980)年ラムサール条約登録。昭和62(1987)年国立公園に指定されました。

展望台のある場所は国土地理院の三角点が!


かつての観光開発なら、そこに道路を通し、売店やホテルを立て商売することを優先したでしょう。
釧路湿原もまた一つ間違えればそうなってもおかしくはなかったのです。
しかし、時代がそれにNOということを許しました。
その結果、南北36㎞東西25㎞の湿原がそっくり手つかずのまま保全されることになりました。
余談ですが、平和でよかった、と思うのはこういう瞬間です。

現在はタンチョウの数は増え、逆に制限しなければならないシーンも増えたため、以前のように人工の餌やりはやめているとのこと。
そのせいで、昔ほどタンチョウを見ることはなくなったようですが、
釧路市のシンボルは、現在もタンチョウツルです。

お買い物をしたショッピングセンターのスタンプカードも


空港もツルがお出迎え


釧路湿原で食べたアイスクリームもタンチョウバージョンでした


今も国道沿いの森や湿原には野生のツルがやってきます。

生態系を崩さず、お互いに干渉し合わない距離で過ごせたら良いと心から思います。
ツルの恩返しでも約束を破ったのは人間の方でしたからね。

夏の北海道旅行はこれでおしまいです。
また行きたいな。
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