@趣味を持つことは人間関係を築くとも言え、趣味と仕事が対等になれば幸いだ、とある。趣味を持った以上できれば「下手な玄人」を目指し時間管理すること、とある。人は関係を築くことで幸せを感じ、共有関係ができればなおさらだ。趣味を持つことの極意は「やらなくてもいいことを止める」人生で残された時間を無駄にさせないことに尽きるのではないだろうか。気になった言葉:旅に出ても「そこに何かがあることを見つけ出すこと」
『結局、人生最後に残る趣味は何か』林望
「概要」趣味は何ですか?」と聞かれて、堂々と答えられる趣味がありますか? もしかすると「今は忙しいけれど、(将来)時間ができたらやりたい趣味がある」、という方も多いのではないでしょうか? このように何となく「趣味」というのは、時間やお金にじゅうぶんに余裕がないとなかなか真剣に取り組めないもの…と思われがちですが、本書ではまったく逆の提案をします。著者は一貫して、「寸暇を惜しんで趣味の時間を確保し、徹底的に究める」ことを勧めます。「趣味は本気で取り組むからこそ楽しくなり、思いがけない自己実現にもつながる」という、著者の趣味にかけるただならぬ情熱と熱意は、「趣味=ひまつぶし」という誤解を解き、「趣味」の概念を根底からくつがえします。
ー人生に趣味を持つ 「人間関係を作る事にある」
趣味と仕事を対等に持ち続けること(趣味が仕事に、仕事の延長が趣味に繋がる)
自己実現につながる、できれば「下手な玄人」を目指す
旅でも「そこに何があるのか見つけ出す」ことが肝心
ー趣味を持つ意義
タイムマネージメント(できる時間を確保し続ける)
登蓮法師「知りたい事があったら余事を投げ打ってでも即座に知る努力をした方が良い」
過去の経験からのヒントで始める(自分の適性を知る)
うまくいかない趣味は続けない(真似ることから始め独自性を作る)
「鑑賞型」より「実践型」(より本格的な楽しみを味わえる)
下手でも「人前で披露すること」で上達し学びが無駄にならない
世阿弥「稽古は強かれ、情識はなかれ」(諦めず、慢心せず地道な努力を繰り返す)
「やらなくてもいいことを止める」(惰性の時間の浪費は元凶)
芸術も料理も「人を喜ばせたい」気持ちが上達のコツ
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