@最後のシーン、最高裁の検事の言葉に感無量となり、何故か涙が止まらなくなる。それを公共の場で語った言葉に感動「貧困の逆は富ではない。貧困の逆は正義です。この国の特徴は恵まれた人々を優遇し弱者を冷遇するものです。正義と慈悲が必要です」 現社会でも権力と富裕層が優先され特権を与えられるが弱者はそのようにはならない。例えば「保釈金」制度とは何なのか、金持ちはいつでも釈放され、貧乏人は投獄されるのだ。 映画にある、無罪で電気椅子に座わり執行されるシーンは言葉にならない。
「黒い司法」0からの軌跡
ハーバードロースクールを卒業したブライアンは黒人を守る為の弁護を引き受ける。人種差別の厳しい中、世間を震撼させた白人女性の殺人事件の容疑者として捕まったウオルターの弁護を受ける事になる。無罪を勝ち取ることは地元警察と白人の町民を憤慨させる事でもあった。 事実嫌がらせや妨害も有り、真実であることを証言する人間も辞退する。過去アラバマの刑務所で無罪放免になった人間は誰もいなかった。