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人間の差別化とは『黒い司法』⭐️4.5

2023-01-16 11:23:23 | 映画から見える世の中の動き
@最後のシーン、最高裁の検事の言葉に感無量となり、何故か涙が止まらなくなる。それを公共の場で語った言葉に感動「貧困の逆は富ではない。貧困の逆は正義です。この国の特徴は恵まれた人々を優遇し弱者を冷遇するものです。正義と慈悲が必要です」 現社会でも権力と富裕層が優先され特権を与えられるが弱者はそのようにはならない。例えば「保釈金」制度とは何なのか、金持ちはいつでも釈放され、貧乏人は投獄されるのだ。 映画にある、無罪で電気椅子に座わり執行されるシーンは言葉にならない。
「黒い司法」0からの軌跡
ハーバードロースクールを卒業したブライアンは黒人を守る為の弁護を引き受ける。人種差別の厳しい中、世間を震撼させた白人女性の殺人事件の容疑者として捕まったウオルターの弁護を受ける事になる。無罪を勝ち取ることは地元警察と白人の町民を憤慨させる事でもあった。 事実嫌がらせや妨害も有り、真実であることを証言する人間も辞退する。過去アラバマの刑務所で無罪放免になった人間は誰もいなかった。


弱者を守る方法とは『『政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話』⭐️4.0

2023-01-16 09:24:28 | 映画から見える世の中の動き
極端な精神重症患者はどの施設、病院でも拒否するのが現状で、さもなくば薬漬けにして施設で拘束していると言う。多分日本でも表に露出しないだけで精神病棟などでは薬漬けで監禁していることだろう。高納税者と高寄付金を出す企業、個人には手厚い保護政策などを施すが、弱者への政府関与はほとんど無いと言って過言ではない。それが「自由主義国家」の所以だ。 自由主義は優遇される人が権力者や富裕層だと言うことが基本にある。
『政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話』
男性2人による自閉症児のケアを独自に経営、だが政府は無許可の施設には厳しい判断をする。所が個人、施設、病院、警察からも毎日の様に症状の重い患者の引き取りの依頼があり遂に政府も特別許可を出す。