@歴史の裏には虚偽も多い、「江戸城無血開城」など勝海舟と思いきやその裏での活躍者は山岡鉄舟がおり、「薩長同盟」も坂本龍馬の裏には中岡慎太郎、と歴史の史実は逆説、裏話があることを知っておくべきかも知れない。最後の(武蔵)634-(小次郎)526=(煩悩)108は中々面白い発想で人の煩悩は善と悪がある、やはり貪欲に成らない事だろう。麒麟麦酒の命名者がグラバーとは!
『千思万考』黒鉄ヒロシ
「概要」混沌とした現代を生きる日本人よ、先人たちからのメッセージをしかと受け止めよ!
ー織田信長「是非に及ばず」
アイデアと派手さ、行動の裏で身構える智
禅僧沢彦宗恩に学び、中国殷の湯王、周の武王を範とした
「一元的発想は必ずや多言的発想に敗れる」固定概念を打ち壊す
ー斎藤道三「成り上がりの限界を見る」
道三の恐怖政治による親子の戦い(道三2700人vs義龍17500人)
世襲にも限界がある、三代で振り出しに戻る(成り上がりものの姿)
ー豊臣秀吉「主人は1年、部下は3年」
出世世渡術「主は家来に見所が無い場合1年で暇を出す、家来は3年支えて主を見限る」
ー徳川家康「人の一生は、重き荷を負ふて遠き路を行くが如し」「己を責めて、人を迫むるな。及ばざるは過ぎたるより勝てり」
「律儀」「忍耐」など年少時代(竹千代)の今川、織田での人質の教訓
武田信玄4.3万人vs家康8千人での三方ヶ原戦いでの惨敗(爪を噛むしかみ像)
ー真田幸村「欲は一代で蒸発するが、『義』は末代にまで遺って作用し続ける」
家康を恐れさせた幸村の「優先順位の予測」長期的に観た「価値観」
ー源義経 天才的軍略 「冒険」「活劇」「逃避行」「死」
「鵯越の逆落とし」「弓流し」「八艘飛び」だが、兄弟地位を越える事で討伐される
ー楠木正成「勇気」「知恵「」覚悟「」「潔さ」「儚さ」
「忠義の軍神」正成の人気は尊王攘夷や軍極主義時代のみ
ー坂本龍馬 固定概念の打破と先見性
人間的魅力・人脈作り(松平春嶽・勝海舟・佐久間象山・大久保一翁など)
命懸けの交渉術(紀伊藩vs海援隊)沈没事故での損害賠償(鉄砲・金塊・砂糖)
ートーマス・グラバー 「死の商人」
薩摩・坂本龍馬仲介(ゲベール銃7千挺、軍艦ユニオン号)売却
ヨーロッパ派遣(五代才助・寺島宗則・伊藤博文・井上馨ら)
岩崎弥太郎の麒麟麦酒の命名者でもある・キリン(龍+馬)
ー西郷隆盛「敬天愛人」「律儀」
「政をするものの俸給は、低給で頑張って仕事をしているうちに、周りから可哀そうだから上げてやれと言う声が出て、始めてそうする性質のものである」と言った。西郷が状況した光景は高級を取り豪邸に住む政府容認たちの堕落した暮らしぶりだった。
ー大久保利通「リアリスト」「自己犠牲」
予測性に富・優先順位に過ちがなく、決断力と行動力があった
財産は総額百円程度だった(官僚の月給が5百円~7百円)
ー吉田松陰「かくすれば、かくなるものと知りながら、止むに止まれぬ大和魂」
「松下村塾」門下生には高杉晋作・苦坂玄瑞・伊藤博文・山縣有朋・品川弥二郎ら
ー井伊直弼「茶非茶 非非茶 只茶耳 是名茶」
茶は茶に非ず、茶に非ざるに非ず ただ茶のみ、これ茶と名づく
自信家は一度パニックの精神状態になると過剰に反応する(橋本左内・吉田松陰など遠島が死罪と改めた)
ージョン万次郎 通訳者(ペリー提督伝には隣接流部屋で通訳もした)
英語教育者・西洋航海術者・辞書とミシンを持ち帰り思想開国を論した先駆者
ー伊藤博文 初代内閣総理大臣「無学は吸収の余地が多く、愚直さは疑いを知らない」
女たらし、塙次郎殺し、信念の無い八面六臂
ー松平容保「「義に死すとも、不義に生きず」
義を背負い背負い込んだ会津藩・白虎隊・娘子軍の悲劇を背負う
ー伊能忠敬 4千万歩(地球1周分)1日20km
50歳を過ぎて測量旅に出る(蝦夷地から)領土地形の重要性を悟る
ー新渡戸稲造「武士道」ルーズベルト大統領を動かす書
ドイツ滞在中での疑問「日本の道徳教育」が発端
ー福澤諭吉『学問のすすめ」(当時十人に一人が読んだ)
「貧富の差は、学問の有無にあり」
ー宮本武蔵「五輪書」
武蔵(634)ー小次郎(526)=108(煩悩の数)「自己実現への欲望」
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