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バランス感覚で生き抜く『三十路女は分が悪い』

2021-03-25 07:56:38 | 人生を「生かす」には
人は経験することで如何に自分を守るかの本能が芽生える。壇蜜さんの「誉め殺し言葉」はやはりある程度苦い、辛い経験があればこその助言言葉だ。歳と共に「図々しくなる」もその経験値からくる言葉かも知れないが、現代はそうなる環境も無視できなくなった。それは「バランス感覚を失くした自己中心主義者」が多くなったからだ。
『嫌な思いをすると、やり返したくなるもの。優しさで帳消しにすれば、自分が気持ちいい』美輪明宏 -
『三十路女は分が悪い』壇蜜
・「降りかかった火の粉は払わず浴びる」恋愛、仕事、結婚、セックス。女性を取り巻く悩み、壇蜜がどう考えるのか、どう対処するのかなどを読者の悩み相談エッセー集。
・恋愛
「今を受け入れて出口の糸口を探してみる」
「ときめきは一瞬の病、体に毒。それより「大事」の感覚が合う人を探しましょう」
「難儀な思いをした分だけ強くなる。恋は潜んで知る自分の新たな一面を開いてくれます」
「時間という手段で解決してみては」
・結婚
「ピンチこそが妙案が! ゆっくり互いの明日を見つめて」
「悪口は自分の姿の投影かも。嬉しい記憶も加筆して」
「上手に気持ちを伝えましょう」
「並んで前を向いて歩くことは、今後のあるべき姿を探すヒントになります」
「冷静に優しく、交換条件を出していきましょう」
・仕事
「クールな野望より、記憶に残る目標を持ちましょう」
「相手は自分を写す鏡。注目できるのは、向き合える証拠です」
・将来
「誰ものが生きているうちは、宙ぶらりん、迷ううちに決断が見つかります」
「友が周囲にいないのは運命?孤独を知り、痛みのわかる人を目指しましょう
「少しの贅沢を繰り返して満足を積み重ねていけば、次に繋がるはず」
三十路を越える歳になり
    「なるほどこういう考え方もあるのか」と知る歳
    「自分を取り戻す方法を知る:極寒や猛暑は人の羞恥心を打ち砕く
    壇蜜という女:髪を染めない、パーマもかけない、マニキュアも付け睫もしない(セルフプロデュースする力・裸の自分を視る)
    「どんな仕事も手を抜いてはいけない」という学び
    欲しいものは手に入らず、欲しくないものは寄ってくる
    損した自分を許せる自分になること(損しても構わないと思うこと)
    「欲望と夢のバランスをとって生きること」(引くところ、譲るところ)
    「自分のアキレス腱を把握しておくこと」
    「狡くなる」「コイツも人の子」と思う事
「ムカつく男に遭遇したら、あえて謝る」(誉め殺し言葉を使う)


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