私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

誰にも言えない不満

2012年03月12日 21時14分13秒 | Weblog
CSで放送されているアニメ「NANA」を見ている。

田舎から上京してきた主人公は、部屋を借りてバイトして仲間がいて、とても充実している。

そんなのを見ていると羨ましいのと同時に、自分の周りに転がっている現実に泣けてくる。

何が羨ましいって、やっぱ静かな部屋に住めてるってのが羨ましい。

ここはうるさすぎる。

そう言い続けてもう1年が経とうとしている。

いつまで経っても慣れることがない。

ここに住み始めたころはいろんなことがうるさいって言ってました。

例えば、早朝のバイクのアイドリング騒音。

それに隣の建設工事がもたらす騒音。

これらは今ではもう無くなりました。

でも、バイクはまたいつ始まるかわからない。

それに何より今一番頭を悩ませているのが子供たち。

クソガキといいたい。

あいつらさえ消えてくれれば、と思う。

うるさくて仕方ない。

憎たらしい。

そう言うと私がすごく悪者にきこえるが、もうこれ以上毎日毎日子供たちのやかましい声に苦しみながら生活したくはない。

助けてほしいと母親に泣きつきたいが、助けてくれるだろうか。

そんな不安もあって、なかなか言い出せない。

助けてくれるかどうかじゃなくて、ただこの不満を誰かにぶつけるだけでスッキリするかもしれないのに、それでも言いだせない。

もしここを去って新たに静かな住居での暮らしが始まれば世界は一変する。

この腐りきった生活からもおさらばできる。

NANAの主人公たちにも負けない人生が歩める。

そう思っている。