私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 東野圭吾

2013年05月22日 22時45分19秒 | 読書感想
推理小説と思って読んだ本がそうじゃないとわかったとき、たいていはガッカリするのですが、この本に関しては例外でした。

本を読んで涙を流したのは初めてかもしれません。

私が泣いたのは「第三章 シビックで朝まで」です。

小説内の文章が登場人物からの「手紙」という体の文章だったので、読みながら小説を読んでるという感覚が薄れていき、思わず涙しました。