私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

過食の報告(後編)

2020年07月22日 05時16分58秒 | 過食症

前回の記事の続き。

7月17日、私は無事に過食状態から即座の復活を果たしました。

その日はバイトがあったので、いつも通り、お弁当とプロテインを持って出勤。

翌日7月18日、朝の体重測定は56.45kg。

これくらいなら全然問題ない。

元通りに通常状態の再開だ!って前向きな一日のスタートを切りましたが、この日、私はまたもや過食をしていしまいました。

一日で復帰したけれど、一日で崩壊してしまった。

この日、7月18日は土曜日でバイトは休み。

なので、自宅での食事メニューとなります。

1食目はホエイプロテイン、これは問題なくクリア。

2食目は豆腐、前回はここで崩壊していしまったんですが、今回は問題なくクリアできました。

しかし、3食目のソイプロテイン+皮つきピーナッツを食べ終えた後、食事をちゃんと終了できずに過食崩壊。

7月15日に過食買いした食料が、まだ家に残っていたんです。

バターピーナッツとアイスとチョコ菓子。

これらのお菓子をどう処分しようかと、少し頭を抱えていた次第で。

過食してしまう危険性があるくらいなら、捨ててしまえば話が早いのですが、それはそれで心苦しくてできかねる。

結局、過食を誘うきっかけとして機能してしまった。

我慢しようと思えばできたはずなのに、なんか安易に過食してしまったような気もする。

残っていた食料を食べ終えると、例によってスーパーへ過食買いに。

翌日7月19日も日曜日でバイトはなく、ダラダラとそのまま過食をする。

やっぱり自分の意志では即座に復帰できない。

でも7月20日の月曜日、またアルバイト。

今度ばかりはもう過食しながらバイト勤務しようって思いましたが、やっぱりバイトに出かけて、過食と距離をとると考え方が改まって、過食が止まる。

自分の意志ではできないことが、強制的な力のおかげでできてしまえる。

これを何とか自分の力でできるようになりたい。

翌日7月21日、朝の体重測定は58.15kg。

だいぶ太ったけど、またここから、今度こそちゃんと、通常状態を再開したい。

この日はバイトなので、いつも通りお弁当とプロテインを持参して、いつも通りの食事メニュー。

崩壊する隙が無いので、ある意味安全です。

一夜明けて今日7月22日、朝の体重測定は56.75kg。

一日で1.4kgも減りました。

どうなってるんだろうか。

確かに昨日のバイトは、特に体を動かしたのは事実ですが。

今日もアルバイトなので、たぶん過食はしない。

過食する隙が無いから。

問題は休みの日、自宅での食事。

食事をちゃんと終えられるかどうか。

それともう一つ、仮に過食してしまったとして、その日一日でおしまいにできるかどうか。

今までは、過食を一日で終えるなんて、そんな発想はなかった。

ひとたび過食をしてしまったら、そのまま過食状態に入って堕ちていくって、決めてかかっていた。

でも、今回のことで、そんなことはないって知った。

一度過食をしてしまったからといって、すぐに自分が醜くなるわけでもないし、取り返しがつかないわけでもないし、すぐに何の問題もなく元に戻れるって知っていれば、何も一度の過食をそんなに怖がる必要もないし、過食をしたからといって心まで落としこめる必要もない。

過食したらしたで「あぁお腹いっぱい」って、その満腹感を感じていればいい。

罪悪感を感じて、そこから逃れようとして、過食に堕ちていく必要はない。

満腹感を感じて心地よく時間を過ごせたら、翌日には元の食事メニューに戻せる。

時間をかけて冷静さを取り戻せる。

ルールを決めておきましょう。

このルール内だったらセーフってことにしておけば、自分の中で心が落ち着く。

過食をした時は、好きに食べていいけど、時間を決めておこう。

何時までは好きに食べていいって。

それと、家で過食すると、ダラダラと過食に流れてしまうし、食料を買いすぎて次の日に持ち越す危険性もあるので、外で買い歩きしながら過食する。

以上のルールを守ってその日一日だけで過食を終えて、次の日をリセット日とすれば、すぐにでも元に戻ることができ、何の問題もなしとする。

そういうことにすれば、バイトがあるから強制的にではなく、自力で元に戻せるかもしれない。

とはえいは、過食してしまうと冷静さを失うから、もうどうでもいいやってなって、そんなルールも全部吹っ飛ぶかもしれない。

大切なのは過食と距離をとること。

そうすることで冷静さを取り戻すこと。

一度過食したからといって取り乱さないこと。

満腹感を感じながらただ時間の経過を待てばいい。

最初は気持ち悪かもしれないけど、時間が経てばたつほど、冷静さは戻ってくるはず。

自暴自棄にはならないこと、いくらでもとり戻すことは出来るのだから。