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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

プリズン・ルーム

2020-05-05 22:55:33 | 洋画未公開
こちらも洋画エロチック作品ですっていうか
ある意味エロチックサスペンスとでも言ったらいいのかな
ただ登場するお姉ちゃん・・・一応世界の10指に入るトップモデルと言った設定です
ニューヨークの高級アパートにルームメイトのモデル ルネと一緒に住んでいる
スーパーモデルのキャンディスは、夜中のパーティーから帰宅すると
同居人のルネが帰宅してないようで
一人で風呂に入り、休んでいると、ファンからお花とシャンパンが届けられる
 
シャンパンを飲み干すと眠くなって、目が覚めると
突然室内の100インチのスクリーンに「MADAM HOLLYWOOD」の文字が出てきて
ルネがどこかでブロックの積み重ねた密閉された空間に全裸(パンイチだったけど、ま、いいか)で閉じ込められてて
さぁ、”ゲームを始めないと彼女は死ぬ“とボイスチェンジャーの声が聞こえてきて
自分は見られているようで、pcのカメラ以外に室内にカメラが備えられていて
逐一彼女の動作や状況が相手にわかるようで
さらにオール電化のセキュリティも乗っ取られてて、彼女は自分の部屋に完全に閉じ込められており、かつ通信手段も切断されてて
 
彼女自身の脱出も、外部との連絡も不可能でただ繋がってるのは犯人とのチャットだけで
彼女が反抗すると画面に映し出された狭い空間に監禁された人ルネに対して、ネズミ責め、
穴から注射で彼女に塩酸をかけて”顔が潰れるけど生きてるだけ“とか脅してきて
スーパーモデルに食わせて太らせたりと
不思議なゲームが開始される
 
友人と自分の命を賭けた死の恐怖ゲームが延々と115分森川続く映画
マダムハリウッドがなんの目的で、こんないことを仕掛けてきたのかは一切語られませんが
そのゲームをカメラの死角とか使ってなんとか外部と連絡を取ろうとするキャンディスの姿とレネに姿とかがある意味ホラーっぽくて
あるミッションだと眉を剃れって言われて眉を剃るんですが血が出たりというシーンもあるんですが、どこか中途半端
 
果たしてマダムハリウッドの目的は知らされぬままのワンシチュエーション作品かと思ったら
なんと残りの25%くらいである意味種明かしされるんですが
これまたその種あかしもあんまり意味を為してないんだよね
エロチックって言っても主演のおねーちゃんのヌードも密閉されたお姉ちゃんのヌードも中途半端
さらに種明かしも中途半端
かなり辛い115分の作品でした、全くスッキリしない作品ですが
配給はアルバトロスじゃなくて、クロックワークスだったのね、今更2016年のこんな古い作品を発掘してきてどうなん?
 
2016年製作、フランス映画
オリヴィエ・アブー脚本・監督作品
出演:ドリ・デイビス、ロクサーヌ・フェルナンデス、ヴィックトリア・ダイアモンド、アレックス・カディラ、ジェフリー・アッペルボーン、エリサ・アロッカ
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愛慾のセラピー

2020-05-05 19:19:57 | 洋画未公開
先月は、洋画のR−15作品のレンタルリリースが
私の通ってるレンタル屋さんではレンタルしてきていたのか、記憶がありませんが
今月は新作2本が導入されていました
ま、いつも洋画のこういうのって、私が望んでるような作品ではなくて
結構文芸作だったり、変な哲学に裏打ちされてるような作品だって見る前からわかっちゃいるんだけども
コロナ鬱にはこういうのを見て少しでも気分転換を・・・
 
やっぱ中途半端な作品だったなぁ
っていうか文芸映画っぽい作品でして
オープニング寿司屋、それもなんとパリにある回転寿司屋さん
いや回る回るネタが両方向に沢山回ってました
裸のお皿もあれば、プラの蓋の被った皿も回ってまして
そのベルトコンベアーの前で、コロナ禍では考えられないくらいヒロインの精神科医シビルが口角泡を飛ばして作家として執筆に専念するため医師を引退信長決意をとうとうと喋りまくってます
 
しかし、シビルはPCに向かうもののPC画面は全く白紙
そしてシビルに依存し彼女の精神医として自分だけには引退を受け入れない若手女優マルゴのカウンセリングだけは続けることに
さらにもう一人子生意気な少年も個人的に診療するんだけども
 
でマルゴは共演中の人気俳優と肉体関係を持って子どもを身ごもってしまい
さらにその男優は出演中の女性映画監督とも肉体関係を持っており
マルゴは妊娠と仕事との関連の中での三角関係から精神的に追い込まれていたのだった
シビルはマルゴが語る三角関係と彼女は身籠ったことを、男優に言うか言わないか、堕ろすか堕ろさないかという決断をシビルに委ねてくるのだった
さらに女流監督との三角関係がネタとしてシビルはその話をそのまま小説に書き始めるのだった
 
ある意味精神科医として、患者の私生活を小説のネタにするって職業倫理観ってどうなんだろうって
言ってしまったらお話が展開していかないわけで
精神科医って、私も通ったことがあるんですが、精神科の治療は、問診票の記載から病名を導き出して後は、患者の話を聞くだけで
治療らしい治療は何にもせずに、後は投薬の処方箋を書くだけで
ある意味いい商売だよね
コロナをうつされる心配もないしねぇ
でもってマルゴと男優との性行為を聞いて
そこはエロ映画ですか自分の過去の性生活思い出すのを映像で再現はしてくれているんですね
 
で後半では映画撮影してる孤島に呼ばれて、マルゴの精神的ケアを図るんですが
なんと劇中でのマルゴと男優さんとの濡れ場で、演技を超えた濃厚さに、今度は監督さんの方がその濃厚さにキレて
現場から去って行っちゃう
さらにありえへんことに撮影に続きをシビルに託しちゃうって・・・
そして男優さんの濃密なセックス演技に、過去の自分のセックスの記憶が徐々に男優さんと結びつき
なんとシビルは男優さんとのSEXに飲み込まれてゆく
なんと患者のケアに行った精神科医が逆に性に飲み込まれ三角関係が四角関係になっていたっていうお話
 
そして映画は完成するは、シビルの私生活を描いた処女作も無事に出版されるんですが
医者としては完全にアカンよね
 
個人的には濡れ場で男女がマッパで腰接してるとR−15ではボカシが入るものだと思ってましたが、この作品完全に腰接してるのにぼかされてなかった
判断基準が分かんなくなってきた
 
2019年製作、フランス映画
ジュスティーヌ・トリエ脚本・監督作品
出演:ヴィルジニー・エフィラ、アデル・エグザルコプロス、ギャスパー・ウリエル、ニールス・シュネデール
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