この映画はどうやら〈未体験ゾーンの映画たち2020〉で「スキンウォーカー」という邦題で公開された作品だそうで、5月2日の二次使用でのDVDリリースにあたって「寄生体XXX」と改題されたようです
知らずに昔、「寄生体x」いう未公開映画の続編かと思ったら続編ではなかったなぁ
原題は「Lifechanger」っていうことである意味「ボディスナッチャー」というか「アンダー・ザ・スキン」みたいな感じでして
ジャケットからは「スピーシーズ」みたいな見えますが
他人の体に乗り換えて生きていくっていう主人公の生き方から「ボディスナッチャー」なんですが
良い意味こっちの予想と期待を完膚なきまでに打ち砕かれた作品だった
良い意味こっちの予想と期待を完膚なきまでに打ち砕かれた作品だった
いい意味で裏切られたというかボデスナッチスとラブストーリーをミックスした良質な悲劇に仕上がっていて、エンドクレジットを迎えた時には実に深いなぁっていう映画でした
作中ではこの人の体を次々に変えていく主人公が一体何者かが示されていません
さらに主人公(男)のモノローグでお話は進行していきます
そして体をもらう時に今までの色んな”ボディスナッチャー“はスキンだけいただいていくんですが
この主人公は寄生と言うよりは全部、そうなんですターゲットの今まで生きてきた経験や記憶まで吸い取ってしまい
貰った体本人になり切ってしまうんですね
さらに劇中なんと1954年に自分の母親の体をもらった時に
自分への母親の愛を感じ取ったとか
さらにボディスナッチした人間之記憶はなんと次々二次使用スナッチするたびに蓄積されていくんですね
それで、主人公はなぜか、毎晩バーにやってきてるジュリアっていう女性に恋をするんですね
で、いろんな体でジュリアに会いに来るわけですが
姿が変わってるからジュリアは違う人間として対応して来るわけで
ちょっとコミュニケーションが取れても
借りた体が壊死してくると違う体と記憶をもらってジュリアに会いにバーにやってくる
最終的に主人公はジュリアに愛の告白するんですが
ジュリアに、ここまでの経緯を話しても理解されずに
主人公はジュリアヲ取り込んでしまうんですね
そしてジュリアの姿でバーにゆき、バーテンダーに別れを告げるんですね
人間の母親を取り込んだ時の記憶からあるんですが
それは告白してるものの、彼が人間だったのか宇宙人だったのか、一体何者だったのか
ラスト人間を取り込むことをやめてジュリアにママ死亡する意思を固めるものの
なんで繭になってしまってんだろう
ということで、パチモンの「スピーシーズ」的な作品だと思ってセットの員数合わせと時間潰しになるじゃんとレンタルしてきたものの
ということで、パチモンの「スピーシーズ」的な作品だと思ってセットの員数合わせと時間潰しになるじゃんとレンタルしてきたものの
いざ見てみるとちょっと個人的には拾いモン映画だったし、当たりの作品だった
って事で〈未体験ゾーン〉の映画は侮れない
2018年製作、カナダ映画
ジャスティン・マコーネル監督作品
出演:ローラ・バーク、ジャック・フォーリー、スティーブ・カサン、エリツァ・ベイコ、サム・ジェームス・ホワイト