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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

22ミニッツ

2020-05-10 23:47:36 | アジア映画
先に「10ミニッツ」なる映画を見ましたので
ついでと言ってはなんですが、“ニミッツ”繋がりということでこの作品を
さらに、あちらが〈のむコレ〉でしたが、こちらは
〈未体験ゾーンの映画たち〉にエントリーされてるインドネシア映画ですが
基本は実話ベースの作品
 
2016年1月14日10時40分に発生した、ジャカルタ自爆テロ事件を基にして作られた実話ベースの作品
実際に多くの死傷者を出す惨事でしたが、インドネシア国家警察が出動し
なんと自爆テロ発生から22分後には完全に事態は制圧されたとか
事前にテロ対策ができていたようですね、国家警察の動きは早く全国でテロ犯が逮捕されたようで
 
この映画はテロ発生爆破時間を0として、事件に係わったというか
テロ犯人、事件に巻き込まれた被害者たちとその家族、そして事件現場に偶然居合わせたというか、そのテロの標的の一つとなっていた交番勤務之警察官たちの
それぞれの事件発生前の22分間と事件発生後の警察がテロ犯を完全制覇するまでの22分間を一本の映画にした作品
 
事件に巻き込まれた人々には外国人旅行者もいて、さらに自爆犯以外に現場には4人のテロ狙撃犯がいて
爆発で逃げ惑う人々をなんと射撃してるんですね
って事で実際に無垢な人々が犠牲となった事件そのものだったということを知らしめるために
それら事件の犠牲者の姿を事件が始まる22分前に、現場に行くことになった原因に
前半は焦点を合わせ描いています
が、犯人側はISISですのでテロ行為の裏側は省略されています
 
いかに実話ベースとはいえ、そこは映画ですから、主人公がいるわけで
一人は現場交番勤務のお巡りさん
体を朝から鍛えて出勤して交番に着任し、同僚と何気ない雑談とか、交通違反者とのやり取りとかの日常風景
いざことが起こっても現場で茫然とするしかない姿ってある意味リアルでした
 
もう一人は子供を学校に送り届け、偶然現場近くを走行していた刑事さん
地上の二人と銃撃戦を始めて一人また一人と確実に倒していくんですね
ここいらはリアルというよりかは、活劇って言った寸法になっていますかね
 
しかし、ISISの屋上狙撃犯はもっと乱れ撃ちしないとテロになんないだろう
警官一人と民間人一人射殺しただけで自分たちが逃げようなんて
そんなのダメだろう自爆したテロ犯に対しても失礼だろう
ってテロを容認するものでは決してありませんが、逃げ切ろうっていう根性があかんねん
そこ行くとコレも容認するわけでは決してありませんが
自爆からなんとか生きて出てこられ傷ついた体を休めていた外国人を情け容赦なく射殺した地上犯人の方がテロに徹していたような
 
結局歯射撃班四人とも制圧されるんですが
テロはいかん、という映画だったんでしょうかねぇ
ある意味メッセージが伝わってこない作品でしたが・・・
 
2018年製作、インドネシア映画(日本公開作品)
ユージン・パンジ、メーナ・ パラミタ監督作品
出演:アリオ・バイユー、デ・ファーマン・ハキム、アルディナ・ラスティ、タスキア・ナミヤ
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10ミニッツ

2020-05-10 19:40:51 | 洋画
二、三日前に記事にした、ニコケイ映画「ナイト・ストーム」でも書きましたが、この人がジャケットにいると
 反射的にレンタルしてきてしまうハゲオヤジ
そうなんですブルース・ウィリス
何故かこの頃はこの人結構な作品に出演してるけど、そのほとんどがもう省エネ出演で、完全に日本の配給会社の完全なるジャケット詐欺な作品ばっかですが
この作品も主演は同じくハゲオヤジのマイケル・チクリスが主役でしたが
ウィリスは省エネ出演ではなかったけども、実質脇役でしたねぇ
ってことっでハゲオヤジ2人投入した銀行強盗事件の顛末
シネマート新宿の企画興行〈のむコレ〉で上映された一本ですからB級なアクション映画です

ブルース・ウィリスが支持をだし
って何故銀行を襲わせるのか最後まで意味不明ではありましたが
とある銀行の貸金庫に眠るダイヤモンドを強奪させる指令をだし、
金庫破りの名人であるマイケル・チクリスに仲間5人を集めさせて念入りに計画をたてさせるのはいいとしても、なんでいくらチクリスの弟の彼女が働いてるからって
場末のバーで計画を話し合うんだよ完全に計画漏れるだろうって
 
いよいよ決行の日、銀行の表から覆面で入り込む三人、裏口からチクリスと弟が入ってきて防犯カメラ避けて貸金庫に、一応は目的のダイヤを奪うことに成功した途端
何故か鳴り響く警報、そして正面玄関にはもう警官隊が銃を構えてるでは
3人の仲間はバラバラに表に出て、警官隊と激しい銃撃戦を
その間にチクリス東映弟は裏口から外にでるものの
チクリスは頭に衝撃を受けて・・・10分後気づいたら弟は銃殺されダイヤは消えていた

自分が意識を失っていた10分間何があったんだ?
どうして警察が・・・・
メンバーに裏切者が?
チクリスは弟の彼女と共に、裏切り者は?そして弟を射殺したのは?
って事で3人の仲間を見つけ出して問い質していくだけのお話に・・・・
そう最初の警官隊との銃撃戦が実に見事でして
コレが結構派手だったばっかりに、後半の犯人探しの展開が地味すぎて
完全に尻窄みな作品

一方ウィリスも、部下の女殺し屋アイボリーに真相を探らせていく
このアイボリーが後半の見せ場を作る人物となってるんですね
冷徹な女殺し屋でウィリスには忠実であり、実に何事にも用意周到な人物
最終的にこの女が完全無欠に仕事をこなしてくれる
アイボリー役の女優さんのお名前がわかんないんですがが実に的確な仕事ぶりですね
無表情でサイレンサー付き拳銃でバスバス撃つは、第の男を殴る!蹴る!

さてなんでチクリス之弟の彼女がチクリスと行動を共にするのかって思っていたら
そういう事だったんですね
だから人前で、いくら恋人だからってバーで強盗の計画練っちゃあかんだろう
ってお話に帰結するんですが

チクリスが3人を一人一人追い詰めていって真相を探っていくんですが
結局4人は死んでチクリスだけ生き残って

全く後半部分は面白くなりそうな設定のプロットでもあるんですが警官隊との銃撃戦に
見せ場を持ってかれてしまった感が否めなくて
もう少し設定や脚本はなんとかならなかったんだろうか
ウィリスは出番は多いもののやっぱ省エネでなんもしないし・・・
 
2019年製作、カナダ・アメリカ合作映画
ブライアン・A・ミラー監督作品
出演:ブルース・ウィリス、マイケル・チクリス、メドウ・ウィリアムズ、カイル・シュミット、テキサス・バトル、リディア・ハル
コメント (2)
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