知らないって、恐ろしい事ですよね
映画の情報全く入れないからねぇ、一応サモハンの「燃えよデブゴン」のリブートだと思ってただけなんですが
それは当たっていたものの、このデブゴン
実はなんと、ドニー・イエンさんが、特殊メイクしてデブゴンを演じていたのは知らなかった
って事で、輸入ビデオさんで見つけて購入してきて即鑑賞です
そして谷垣健治さんがアクションコーディネーターだけでなく、バリー・ウォンと監督まで務めておられたようで
そして邦題の「TOKYO MISSION」が示す通り、
東京で大暴れするアクションコメディです
正月に日本公開されてた作品ですが

一応東京のというか新宿の歌舞伎町を模した街並みを中国でオープンセットを組んで
富士山とか、空港とか、新宿の映画的なアイコンである、大ガードからドンキと山田電気を望むカット撮影する歩道橋とか、日本ロケもしっかりとされてるようですが
そして歌舞伎町を模した街では、コレまた歌舞伎町望む映像アイコンである“歌舞伎町一番街”の真っ赤なネオンは黄色でしたが

街に溢れるお店の看板とかちゃんと日本語とかカタカナ表記に間違いないものの
同じビルに”アコム“さんと“Nikon”さんとか同居してたり
”笠間稲荷大明神“のノボリの神社になんと布袋さんが鎮座しているって
言う
やっぱこっちも日本人だからこう言った粗探しはしっかりするよね
TOKYOのアイコンはスカイツリーより、未だに東京タワーなのがいいよね
絶対的に外階段使えるからねぇ
コレも多分中国でのグリーンバックの骨組みセットで撮影されたのかな
ドニーさんのファットメイクはエンドクレジットのNGシーン枠で早送りで見せてくれてましたけど
66kgノボリ人が左遷されそのお陰で食いまくって倍の120kgって
ハリボテ着用でもドニーさんのアクションのキレは全く損傷ないんですね

拳銃も撃ちますよ必要に応じては
そこは良かったけど、やっぱサモハンみたいに己の肉体でドニーさんみたいに動ける人材が欲しいよね
しかし、日本から参加してる竹中直人さんってぜってぇ演出通りに動いてないよね
最初っから最後までアドリブ演技でしょう

ちょっとそのアドリブがクサすぎるのが難点だってあの人感じてないんだろうなぁ
谷垣さん監督なのに、やっぱ外国人っても隣国中国なのに
日本のアイコンは富士山だろうって
ドニーさんが(多分成田に着陸したんだと思うのだ)が犯人を警察に移送してるシーンでは、いきなり富士山がバックに
一体そこどこ?なんで普通道路なのにパーキングエリアみたいなのがあって
移送犯人さらわれた挙句に
いきなり報告の所轄が麻布警察署って、そこはもうご愛嬌でしょう
ま、芸者さんが出てこないだけマシですが、ポン刀でのアクションもあったりしての96分でした。

2020年製作、香港・中国合作映画(日本公開作品)
バリー・ウォン脚本・出演・共同監督、谷垣健治監督作品
出演:ドニー・イェン、ジェシカ・ジャン、フィリップ・ン、竹中直人、丞威、渡辺哲、バービー、清水健太郎
