左がNOVOFLEX 右がKipon
左がNOVOFLEX 右がKipon 裏面
左がNOVOFLEX 右がKipon レンズ着脱ボタンの違い
このレンズ着脱ボタンの構造が、他のマウントアダプターと干渉してしまう場合がある
先日、NOVOFLEXからGFX-Leica-Mマウントが出ているのをネットで見つけて、上海の友人のカメラ屋に取り寄せてもらった。そのマウントを手に取ってみるとさすがにMade in Germanyだけあって本当によく出来ているので、その場で購入。別にKipon製が悪いわけでは無いが、NOVOFLEXのマウントはレンズの事を知り尽くしているようで、レンズの着脱ボタンの構造がとてもよく考えらているのと無駄が無いデザインも好感が持てるしKipon製より軽い。
マウントの裏側を比べると、kiponは四枚の板バネでレンズマウントを押さえる構造になっているが、NOVOFLEXにはそれが無いのは精度の問題かな。それと、NOVOFLEX製に交換した最大の理由は、レンズの着脱ボタンの出っ張りがほとんど無い事。この出っ張りが無いので、他のMマウントアダプターと併用した場合に、このボタンとアダプターが干渉しないのはとてもありがたいのだ。例えば、K&F製のMD-LMやPK-LMアダプターを併用する場合に、NOVOFLEX製はレンズ着脱ボタンに干渉せず問題なく使える。
このNOVOFLEX製GFX-Leica-Mマウントは、中国でも売れているらしく今は在庫切れで入荷待ちになっているそうだ。最近の中国製のアクセサリー類は、昔と比べると相当良くなってきているが、詰めが甘いのが現状だ。