海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

新型コロナウイルスの影響(2020/4/1上海)

2020-04-02 | 写真日記

手作りビニールシート完全隔離仕様

 

飲食店モールの入口で体温検査

 

信じられないほど人がいないモール(中山公園駅近く)

 

昨日は、大家と不動産会社数社と部屋を買いたい客など下見に来る人達で、私の自宅は濃厚接触状態が約二時間も続いた。そして、全員がマスクを着用しているので異様な雰囲気。上海では、新型コロナウイルスの影響で、今年の3月中旬までは部屋の売買は禁止されていたようで、それが解除されたので一気に人が動き出したようだ。昨日は、二ヶ月半ぶりに今のアシスタントも来てくれて不動産対応をしてくれたので、中山公園駅近くで夕飯を。自宅から中山公園駅近くまで車を呼ぶと、手作りビニールシート完全隔離仕様の車が来た。なんだか私達が保菌者になった気分が味わえるが、私達もこの方が逆に安心できる。

行った先は、中山公園駅近くにある行きつけの焼肉萬蔵(オーナーは日本人)だが、ビルの入口で体温とアルコール消毒を受けてからやっと入館できる。一応店には予約を入れたが、客の入りは激減状態でガラ空き。2階からモール全体を俯瞰してみると、ほとんど人を見ない状況に驚く。ただ、2階にある日系の日本料理屋は、日本人ばかり目についた。このモールは、今でも飲食以外の店は閉店しているとの事。今回、普段お世話になっている上海人の複数に声をかけて飯を誘ったが、ほぼ全員にお断りされた。理由は、外で外食するのがまだ怖いとの事。という事で、二人だけで飯を。

これは私の私見だが、新型コロナウイルスの感染元の中国(上海)から日本を見ていると、相変わらず日本政府の煮え切らない危機管理能力に呆れる。それと、一部の平和ボケしている国民も同等。戦う相手は、人間が目に見えないウイルスだという事を自覚して、日本人は個々人が大人としてどう行動するべきか自分で再考すべきだと思うよ、私は。

☆X100F

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする