海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海の花市場で

2020-12-01 | 写真日記

上海動物園から近い花市場で

 

ペットショップの悲惨なカメ

 

上海市内に大きな花市場が少なくなって数年が経過した。私の自宅から近い上海動物園からチャリで5分ほど行くと虹橋花市場(上海市闵行区虹井路718号)があり、月に何度か足を運ぶ。ここは大きな植木や切り花も含め様々な花を売っている。また、奥のブースにはペットショプが一件と古典中国家具や陶器の店などがあり結構楽しめる場所。

以前は上海の中心地に大きな花市場があったが、2010年の上海万博前に消滅し、地下鉄虹橋路駅前にもあった大きな花市場も再開発でビルになり、家具や食器など何でも揃う見ているだけで楽しかった九星市場も消滅したので、この虹橋花市場は貴重な市場だ。

前世紀の上海では生花はあまり売れず、一般家庭では造花が主流だった時代があった。また、ホテルのメインロビーに生花を生けているホテルは5星クラスのみ。当然市内にも花屋はあったが、主に病院の近くに多かった。

一時期の日本もそうだったが、こちらでも多肉植物が人気。この市場に来る若いカップルを見ていると、選択権は女にあり男は金を支払うのが役目。男一人で花市場に来る客は高齢者を除いてほとんどいない。

 

コメント
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