海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

人種と顔

2023-01-18 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

田子坊で

 

 過去の画像から

中国は漢民族を筆頭に56の民族で構成されている。こちらで人の顔を見ていると、この人は漢民族ではないなと思う事が時々ある。聞くと戸籍上では漢民族となっているが戸籍が地方なので、きっと先祖は混じりあっていたのだろうなと思う。私が上海で見かける日本人は私と同じ民族なので、ほとんど判別出来るが欧米人に聞くとまったく区別がつかないという人がほとんど。まぁ、それは私達が欧米人を見ただけで判別できないのと同じだろうな。

私がこちらで見る日本人の顔は、一応におっとりしているのと顔の表情がつかみにくい人が多い。日本人がおっとりしているように見えるのは、眉と目の距離が長いのも一つの理由。また、顔の表情に感情の起伏が少ないので、顔の筋肉が運動不足とも言える。これらは正しいかどうかは別として、日本人と他のアジア人との見分け方の一つかもね。人の顔はその人が過去生きて来た環境によっても変わるので、人は過去の生きて来た蓄積が今の顔に表れているとも言える。美形のモデルを撮ってもモデルに撮らされるのがオチなので仕事としては成立するが、撮っていてちっとも面白くないのは、その職種の人は仕事用の顔をつくるからだ。

☆画像の田子坊は一般市民の住居だったが、今世紀に入ってからデザイナーなどがオフィスとして部屋を借り始めてから小さなショップやカフェが増え、その後は観光地として賑わっていた。私もこの田子房へは何年も行ってないが、噂によるとコロナの影響で店を閉めた店も多いと聞いている。また、上海一のカメラ屋が集まる星光ビルも、春節を機に閉鎖する店も多いと聞いている。2023年の春節後は、上海も大きな節目を迎えるのは間違いない。良い方向に向かってくれれば良いけどね。

☆Canon FD 50mm f1.4+補正レンズ付きアダプター

コメント
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