成都の市場横の公園で
中国の公園へ行けば今も見る事だ出来る風景だが、お勧めは早朝。日本に事務所があった頃に日本のカメラ雑誌で、カメラやレンズメーカーの作例を上海で撮っていた頃は、朝の魯迅公園で出会う人達には大変お世話になった。前世紀から一番通ったのは、虹口区の定宿から歩いて数分の場所に今もある魯迅公園だった。この公園の横には、旧内山書店跡地もあり周辺は日本の過去の痕跡が多く残っている場所。
こんな風景を撮る時は、撮りたいアングルを決めたらカメラを首から下げ最低でも10分ほど佇み傍観者になる事が大事。つまり周囲の人に溶け込む事ね。そして、何度か通い地元の人と話をして信頼されるようになれば、様々な人や普通では入れない特別な場所などを紹介してくれる。これって、世界中何処でも同じ何だけどね。何事も、ブレない個と信頼とコネ。
☆2004年に、上海の新聞記事で撮影した租界時代の古い建物は旧医療品製造会社だった。そのオーナーは、上海の屠畜場(19参Ⅲ老場坊)だった建物のオーナーでもあった。当時本来は入れない場所だが、この建物を今後どう活用したいかオーナーが知恵を貸してくれという事で、特別にスタッフ全員を中へ入れてくれた。この屠畜場は、先の大戦で一時期日本軍が摂取し一階にはトーチカもあったが、その後撤去。現在の19参Ⅲ老場坊の過去はこのサイトが詳しい。
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