柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

全員参加型の葬式

2010年12月21日 | sibatanoriko?
24日の通夜に向かって準備が進んでいます。

通夜に来ていただいた方には、通常の訃報でご案内をしています
父の通夜は、住職のお経は有りません。
故人との対面と遺族からのお礼を伝える形です。
その趣旨を印刷したものを、受付で皆さんに渡します。
(受け付けに家族も入ります)

開式時に喪主から挨拶をします

故人の前で焼香をしていただき
折鶴を侘むけて、故人と対面していただきます。
(この折鶴は、母や子供たちや孫が暇を見つけては折っています)

この後、家族、会社関係者が参列者へのお礼を申し上げる場にご案内します。

その近くには、父の写真、周囲の人からの頂いたメッセージが展示
父の一面をご覧いただきます。
(皆で写真を選択。メッセージをお願いしたり、自分達も書き込んでいます)

そこに父が大好きだった鯛焼きと黒飴をおき
皆さんに味わっていただくつもりです。
(鯛焼きや、黒飴の注文しました。お茶をお配りしたり、写真の説明は親戚や孫たちがします)

通夜の振る舞いにご案内し、帰りに香典返しや会葬御礼の品をお渡しします。
会葬礼品は2種類用意しお好きな物を選んでお持ち帰りいただきます。
(この係も孫がします)

家族全員が参加する形で通夜を行い、参列してくださった方をおもてなしします。
通夜に参加された方が、戸惑わないように
せっかく来て下さった時間を有効に過ごしていただくように
私たちも、納得して送れるように
準備をしています。