本当に、おそろしい事件です。。。
しかし、こんな事件があってさえも、世の「死刑廃止論者」といわれる人たちは、
死刑を廃止するべきだと考えるのでしょうか。
山口県光市の母子殺害事件に関連して、巻き起こった一連の騒動のときにも
思ったことではありますが。
事件や事故によって、お亡くなりになったご本人の無念。
本来、当然、それぞれが持っていたはずの未来が、一瞬で断ち切られることの不条理。
周りの方々の上に突如としてふりかかる、受け止めるにはあまりにも大きすぎる、
あまりにも不条理な不幸。
死刑廃止論を公然と主張する方々には、こうしたことを深く深く考えたうえでの
発言を求めたいと、思わずにはいられません。
私は市会議員ですので、国や県やといったことは、私の職責からは離れます。
ですので、このブログでは極力、私の職責の範囲を離れる、国や県の政治に
関わることは書かないようにしています。
けれども、政治家のはしくれとして、時に、いろいろなことを思わずには
いられません。
死刑廃止論と、それに関わる一連の論議は、まさに、その一つです。
次元の異なる問題ではありますが、国民年金など年金制度の話もそうですし、
外国人の地方参政権問題についても、いろいろと思うところがあります。
市会議員としての職責を離れない範囲で、活動をしていくという
私自身の基本姿勢には、もちろん、何の変化もありませんが。
最近、こういった問題について、一人でも多くの方に関心を持ってもらうことも、
政治家の端くれとしての自分の役割かもしれない、と思うようになりました。
時々は、こうした問題についても、発信していこうと思います。
ともかく、被害に遭われた方々のご冥福を、心からお祈りいたします。
周りの、大切な方々の、心の傷が、少しでもいえていくよう、切に願います。