私が所属する、西宮市消防団・浜脇分団のHPが開設されましたので、
ご案内がわりにリンクをば。
http://firenisinomiya.giving.officelive.com/default.aspx
ご興味おありの向きは、是非、ご覧下さいませ。
さてさて先日の日記の続きです。
以下、まずは10/5付け・産経新聞からの関連記事をご覧下さい。
横浜市が、特養ホームの待機者を減らす作戦を始めたのは平成15年度。~中略~
市高齢施設課によると、16年から2年間で22施設新設し、現在も年間900床(8~9施設程度)の整備を続けているという。
担当者は「整備率はそれまで、政令市の中で全国平均を下回っていたが昨年度は全国5位に上がった。高齢化がピークを迎える約10年後までには、要介護度3以上で家族介護力に欠ける『緊急性の高い人』が1年以内に入れるようにする」と自信をのぞかせる。
年間50億円程度の市税や市債を投入。市内で特養ホームを建てる意欲を示した社会福祉法人に対し、建物代の3割程度の建設費やローン利子分を補助するなどした。
その結果、全国の社福法人から応募が寄せられた。真理子さんの母が入居する「大樹の郷」を運営する社福法人「緑樹会」は、もともと徳島県の法人。柏木知美施設長は「徳島では県の規制があり、新しい特養を建てられない。横浜市の施策には非常にメリットを感じた」という。
一方で、全国的に特養ホームは不足し、1人暮らしや要介護度が高いのに特養ホームに入れない“介護難民”も目立っている。
特に都市部の状況は深刻で、厚生労働省の19年の調べでは、特養などの介護保険3施設の整備率(65歳以上人口に占める特養ホームのベッド数の割合)は東京都が2・2床でワースト1。神奈川県(2・5床)、千葉県(同)、埼玉県(2・6床)、大阪府(2・7床)-と首都近郊などが続く。
これらの都府県には、これまで地方から多くの人が流入し、他の都道府県に比べて今後、著しく高齢化が進むことが予想されている。 ~後略~
先日、ある介護施設にヒアリングにお伺いして、
いろいろなことを教えてもらう機会がありました。
ためになる話が多かったのですが、中でも、「なるほどな~」と思ったのは
「突き詰めていくと、介護サービスにとっての課題・提供サービスの内容は、
①人材
②建物・設備
③資金
に集約される。
行政が関与できるのは、基本的には、このうちの②③しかない。」
という話でした。
これ、引用した記事の話とも、合致する部分が多いと思うのです。
今現在の本市の介護サービスにまつわる状況を正確に把握すること。
そのうえで、必要な施策に取り組むこと。
そのためのお金がないというのであれば、もっと抜本的に
現在の施策の状況を見直すこと。
こうした取り組みを進めていかなければなりません。
高齢化社会の更なる進行は待ったなしです。
それだけに、着実、かつ計画的な取り組みを
進めていかなければならない。
そう思うのです。