西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

待機児童問題 ~余話として~。 ①

2009-10-23 15:21:28 | すべての人にやさしいまちを実現するために

本日で今タームの駅立ちは半分終了。
なかなか順調に進んでいます。
しかも今日は、いつもに比べて多く配れた上、
「ブログ見てますよ~」
と言うお声までいただいたもので、なんだか朝から気分上々。
ありがたい限りです。

なもので、今日の日記も、駅立ちで配布中の市政報告に
関連する内容です。
ネタは、こちらの右上の部分、保育所の待機児童に関わる話。
これ、個人的な価値観に関わる部分が多いように思うので、
書かん方がいいのかな~、と思ったりもしていたのですが、
考えを整理するためにも、やっぱり書いておきたいな~、と。

私は、市政報告には、
「待機児童の大部分は0~2歳児であり、待機児童解消のためには
 その層を対象とした重点的な取り組みが必要である」
という趣旨のことを書きました。
ここにかいてあることは厳然たる事実であり、
待機児童解消のためには、こうした取り組みが必要だと確信しています。
ただ一方で、ごく個人的な考えも含めて言いますと、実は、
この主張を強く唱えることには、違和感を感じる部分もあるのです。

世の中には、
「やっぱり、子供が小っちゃいうちは、
 母親が一緒にいる時間を多くつくるべきだ」
という意見は強くあるように思います。
正直なところ、私個人としては、
この考え方に賛同する部分も少なくありません。
こうした考え方をもつ方は、少なからずいらっしゃることと思うのです。

翻って考えるに。
0~2歳くらいの乳幼児を保育所に預けて働いている保護者の中にも、
「できることなら、子供と一緒に多くの時間を過ごしたい」
と考えているにも関わらず、
諸事情により、そうできない方が、多く存在するのではないかと思うのです。
私が今回、主張している内容は、結果的には、
「できることなら、もっと多くの時間を子供とともに過ごしたい」
と考えながら、実際にはフルタイムで働いている、
あるいは働かざるを得ない、という保護者を、
さらに増やすことにつながるのではないかと思ったりもするのです。

この項、もう少し続けます。