ここしばらく、むやみとバタバタしていたのですが、
ようやく、ちょっと一段落。
しかし、どーも、わたしゃ、睡眠時間を削った状態が続くと、
物事に対して、ひどく後ろ向き&投げやりになっていく習性があって、
あきません。
つくづく気をつけな、いかんな、と。
で、昨日ついに限界を迎え、10時過ぎに沈没したのですが、
お陰さまで、なんだか、今日は、とっても気分がスッキリ。
朝の駅立ちもさわやかな気分で出来たし、とっても、よい感じです。
ところで、その駅立ちで配っている市政報告について、
も少し書き足しておきたいことがあるので、補足をば。
生活保護制度については、
↓以前にもブログで取り上げたことがあります。↓
生活保護について①
生活保護について②
生活保護について③
今回、市政報告で取り上げた内容も、その延長線上にある話
(と言うより、ほとんど同じ話)なのですが、改めて、取り上げたのには、
それなりの理由があります。
その理由は先日の介護に関するブログや市政報告の記事にも書いた
○現状を把握したうえで、
○目標を設定し、
○目標を達成するための課題克服に取り組む
と言う一連の流れが、この分野についても、完全に欠落していることを
痛感したからなのです。
「事務事業評価結果報告書」に、
「事業の成果や効果を示す指標」として、
「当該年度保護廃止世帯数」があげられています。
これは、死亡・転出によって生活保護の対象から外れた世帯の数を
示しています。
私は、この「保護廃止世帯数」もしくは、
「保護廃止世帯数が全保護世帯に占める割合」を
生活保護担当部署の目標として示すべきだと考えています。
以前のブログでも書いていますが、私は、生活保護制度は、本来、
就労支援を含めた「より質の高い自立」をサポートするための
支援制度だと認識しています。
もちろん、ご高齢の方や、精神的・肉体的な問題等を抱え、
物理的に(と言う表現がよいかはわかりませんが)、
就労することが困難な方は一定存在します。
そうした方々が保護廃止世帯に入ることはないでしょうし、
そうした方々を保護廃止世帯に入れるための無理な働きかけなどは
絶対にあってはならない、とも思っています。
でも中には、行政方の就労支援等がきちんとした形で機能するなら、
生活保護の枠から外れ、「より質の高い自立」を実現できる方も、
一定数存在するはずです。
そうした方に対しては、きちんとした支援機能を発揮していくことこそが
重要だと思うのです。
生活保護制度を、よりきちんと機能する、本来の目的に合致した制度
とするためには、繰り返しになりますが、
○現状を把握したうえで、
○目標を設定し、
○目標を達成するための課題克服に取り組む
という一連の流れが、絶対に必要だと思っています。
この問題、引き続き、取り組んでまいります。