西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

公共施設マネジメントの話をもうちょっと。

2012-10-22 15:13:13 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

いつも、朝の駅立ちは新旧インターン生たちに協力してもらって、
一緒にやっているのですが、たまたま明日は「参加できます!」な
メンバーがいなかった(正確には一人名乗りを上げてくれたのですが、
その子は社会人で、たまたま明日が休みという吹田在住者。
そんなん、来てもらうには申し訳なさ過ぎる。。。)もので、
明日・火曜日の駅立ちはなし!と予定していたのですよ。
そしたら、どうやら、その明日だけ、雨がふるような。
なんか、むっちゃ得した気分やな、これ。

さて、公共施設マネジメントの話について、もう少し。
9月議会の最中に、毎年恒例の「事務事業評価結果報告書」が
出てきました。
で、私が所属する総務常任委員会に関連する部分を
決算審査前に読み込んでいたところ、
「歴史資料保存活用事業」という事業について、
「評価結果から明らかになった課題事項など」として、
「~前略~ 自治体の公文書管理のあり方が厳しく問われている現在、
 貴重な歴史資料が散逸等するなど、
後世の批判にさらされることのないよう、
 公文書館の整備に向けた具体的な取り組みが急務となっている
と書いてあり、「平成25年度以降で対応する予定のもの」として、
公文書館の整備に向けた調査研究
 公文書館開設準備委員会設置
 公文書館の整備

と、堂々と書いてあるのが目に付きまして。
いやいや、
そもそも、公共施設マネジメントで「施設の総量削減!」を
うたっているんですが、それとの整合性について、どう考えてるんですかね?
あと「資料を保管せにゃならん!」という話が、そのまんま、
「公文書館が必要!」という話に直結するって、どういうこと???
当然、ここらへんの話は議会で質さにゃなりません。

とは言うものの、いつも、ここにも書いている通り、
委員長という役割上、細かい話を自分ではやりにくいのですよ。
というわけで、同じ会派の今村議員にお願いして、
この件について、質疑してもらいました。
もちろん、当局方には、こちらの問題意識を事前に伝えた上で、
「この件、質問するから、ちゃんと準備しといてや~」
というネゴをした上での話。
で、その結果、先方から出てきた答弁は↓こんな感じ↓でした。
(議事録から、まるまる抜粋しているので、
 分かりにくい部分については、お許しください。)

「公文書館というもののあり方なんですけれども、ほかのところも、
 各地方自治体も中核市についても、国、県は、結構整備しているところも
 多うございますけれども、市町村のレベルでしたら
 まだまだ整備しているような実情はございません。

 西宮市におきましてもこれをどのような形で、
 前年の公共施設の利用とか、もしくは箱物をつくるとしてでしたら
 それに要する費用と費用対効果の面も当然考えないといけないと
 思っておりますので、現時点では、他市の状況を注視しながら、
 西宮市にとってあるべきあり方を模索している
のが現状でございます。」

「なにがなんでもつくるんや!」
というトーンからは、かなり下がっているように感じるので、
まだ、なんぼかマシな話ではあるような。
でも、それって、事務事業評価に書いてることと、大分違いまっせ~。
それはそれで、どないやねん???と。

しかし、ほんま、手段と目的が混同されとるな。
ほんで、ほんま、ハコ物つくるん好きやなあ。
こういうのを見るにつけても、さっさと具体的な中身とスケジュールを
示さんことには、公共施設マネジメントの話って、どんどん、
おかしな話になりかねないように思えてならんのですよ。

まさか、一回、軽く釘をさしただけで、市側が、
この話を綺麗に引っ込めるとも思っていません。
なので、この話、おかしなことになってしまわないように、
今後も注意深く展開を見守っていこうと思います。
しかし、ほんま、なんだかなあ、と。

というわけで、今日のブログは、これまで。
それでは失礼いたします。