西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

代表質問が終わりました。

2014-06-24 18:43:07 | 市政全般に関連すること

昨日&本日にて西宮市議会の代表質問終了。
代表質問が「新市長の所信表明演説を受けて、その内容に対する質疑を行うもの」と定義するなら、場外乱闘的な話も多かったように思います。
が、今回の代表質問が、
●あれほどの激戦となった市長選挙を経て
●議会の大多数が押した側ではない新しい市長が誕生した
ことを受けてのものである以上、ある程度、色々あるのは、まあしゃあないわな、と。

私個人としては、よりよい西宮市政を実現するべく、政策課題を中心に是々非々の立場で、市長も含めた行政に対峙するのみです。
それこそが多くの市民の皆様が望んでいることだと思いますし。
とは言うものの、そんな綺麗事だけではすまないような怨念めいたものが漂ってるなあ、と改めて、しみじみ。
はなはだ小さな話ですが。
私でさえ、未だに通路ですれ違ったとき等に挨拶しても、ごく一部の議員さんには完全無視されるくらいですから。
しばらく、こういうの続くんやろうなあ。
かなわんなあ。。。

と、そんなことはさておき、ご報告。
当たり前の話ですが、代表質問を経ても、おおむね市長(すなわち行政側)の言っていることは変わりません。
主だったところで言うと、
●アサヒビール工場跡地を積極的に取得することは考えていない
●病院については市立中央病院と県立病院を統合して、市民の医療需要に応えることの出来る600床規模の公立病院を整備したい
といったあたりですね。

ただ当然のように、代表質問を経たことで、もう少し具体性を増している話もあります。
というわけで、今日は、その辺の話について。
とりわけ、私が気になったのは、↓こういった部分です↓。

●市立中央病院と県立病院の統合に向けた用地の確保については、新たな土地の購入に頼るのではなく、市有財産の有効活用を基本とする。
 →これは中央病院に限った話ではなく、今後の公共施設整備では
   市有財産の有効活用が原則
 →ただし校地が不足している学校について、
   隣接して取得可能な土地が存在する場合は話が別
●アサヒビール工場跡地の無秩序な開発抑制のための手段として、関係者の合意の下、地区計画制度を導入することを想定している
 →その前段階として、まちづくりに関するガイドラインを策定する
 →ガイドラインに実行力を持たせるため、
   その内容に基づく協定書を事業者と締結することを想定している

で、↑ここらへんの話↑。
以前と比べれば具体性が増したとは言うものの、ほんと、これからという話だと思うのですよ。
なので、アサヒビール工場跡地の取得に積極的な会派から
●無秩序な開発されたら、どうするんや!
●病院、統合できへんかったら、どうするんや!
という立場からの質問がされるのは当然の話だと思っています。
実際、病院
については兵庫県さんが、アサヒビール工場跡地については事業者さんが話に乗ってきてくれないことには、どうもならないわけで。

今の段階で「検討中です!」と言わざるを得ないのは、当然のことだと思っています。
なにせ重要政策について、前市長とは大きく異なる方針を持つ新市長が就任してから、正味一ヶ月ちょっとしか経っていないわけですから。
でも、ここからは時間が勝負!という話が沢山あると思います。
だから、そこをきっちり、乗り越えて頂きたいなあ、と改めて。
まあ、市長ご本人も十分、そういうつもりでいるのでしょうが。

というわけで、雑駁ながらのご報告でした。
それでは失礼いたします。