【!祝!】市西・野球部×県大会ベスト8。
完全に「文武両道の名門公立校!」ですね。
かっこいい。
選手・関係者の皆様、本当におつかれさまでした。
で、もちろん、この素晴らしい結果が選手・関係者の皆様のたいへんな努力があってこそ!の話なのは言うまでもないことですが。
こうした結果がでた背景には、数年前に行われた高校入試制度見直しの影響もあると思っています。
で、そこらへんについて同じく市立西宮高校の、こちらはサッカー部が全国ベスト8に進出したときのブログに書いておりますので↓よろしければご覧下さいませ。↓
こんなところに廃止の効果@しぶや祐介の活動日記2012.1.16
↑実は、こういうところにも市政の影響ってあるのですよ↑というお話です。
さて本題、アサヒビール工場跡地問題にかかる、ザックリしたご報告です。
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①以前、市長が提案した「都市整備公社が土地を購入⇒民間事業者を対象にプロポーザルにかける」という案は不動産会社さん&議会の双方が却下した。
②これを受けて前回の委員会で、市長から『「県市の統合病院用地の候補地の一つとして、アサヒ跡地のうち、2.6haを土地開発公社が一定期間押さえる」という内容の提案をアーク不動産に提示する』という提案がなされた。
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というのが前回の委員会までの流れです。
で本日、行われた委員会では②の提案について、各会派から意見が表明されました。
なお①②の流れと詳細については、市長のブログが分かりやすいので↓よろしければ、どうぞ。↓
特別委員会でアサヒビール工場跡地について【さらに】あたらしいスキームを提案しました。
で結論から言いますと。
本日、②の提案に対して、私が所属する蒼士会も含め、全会派が賛成しました。
というわけで、次は、この提案を市がアーク不動産さんに持って行くことになります。
ただ、この提案。
率直に言って、私には色々と言いたいことがあります。
その主なところは
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①市が公共施設を整備する場合、現有地での整備を優先するべきであり、「公共施設整備のために土地を買う」という考え方自体に反対。
②ここまでの委員会での議論の中で
●体育館・消防署の現地での建替えが可能
●県市の統合病院が実現した場合も、候補地となる土地が現市有地に二か所存在する
ことが示された。
③以上の要素を踏まえると、新たに土地を購入する必要性について疑問を持っている。
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といったところです。
そういう点から考えると、「諸手を挙げて大賛成!」とはいいにくい話やな、と。
とは言うものの、一方で。
市政にとって最も重要な課題の一つが、県市の統合病院を実現することで、市内の医療環境を向上することなのは、言うまでもありません。
そういう観点からは、現段階で非常にハードルが高いと思われる「県市の統合病院実現!」のために、土地の選択肢を増やすという話は、一定前向きに受け止めるに足る話だと思っています。
また、この話は、「市長が公約を破って、土地を購入する」という話とも、ちょっと違うと思っています。
議会配付資料で「土地開発公社がいったん押さえるが、将来的に取得することになれば、その主体は統合病院の法人ないしは、県と合同の意思による」となっていることからも分かる通り、この話、「市が土地を購入する」というよりは、「土地開発公社が一時的に土地を預かる」といった方が、実態に近いように感じます。
「県市の統合病院が実現しなかった場合、アーク不動産さんに買い戻してもらう」という条件も付くわけですし(詳細、後述)。
と、ここらへんを考えると、まあ、受け入れられる内容かな、と。
で、もう一つ重要なのは、今回の提案は『「という内容の提案を、市がアーク不動産さんに持って行く」というところまで』のものだという点です。
つまり、市が持っていった条件での話を先方がお断りになれば、この話は立ち消えになります。
で、今回、市が先方に持って行く提案には
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●5年以内に
⇒統合病院実現の目処がつかない
⇒統合病院は実現したが、建設地は別の場所になった
場合にはアーク不動産さんが、今回の市の購入価格に金利を載せた程度の価格で買い戻す
●県市の統合病院以外の用途で土地を使用することはない
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等の条件が含まれています。
要は、これ、「先方にとっては、5年後に手つかずの土地が返ってくるリスクが残る」という、かなり厳しい条件なわけで。
これ、先方にとって非常に乗りにくい話だと思うのですよ。
もっとも私共としては、先方がお断りになったとしても「それはそれでよし!」という面もありますが。
いずれにしても、ベースとなる話が決まりました。
ここからは、これまでとは違い、ぐっと先の展開が見えやすくなってくることかと。
引き続き、情報発信に努めてまいります。
それでは失礼いたします。