事務所でエッチラオッチラお仕事していたところ、消防団の出動指令がくだり。
というわけで先程まで出動していたのですが、一応、一段落ついたので戻ってきました。
結構、よく燃えてたなあ。。。
空気が乾き、暖房器具が多く使われるこの時期は火事の多い季節やなあと、しみじみ思います。
皆様、戸締り・火の用心には十分、ご注意ください。
さて本題。
現在、実施中の兵庫県議会議員補欠選挙について、神戸新聞の記事がネット上に掲載されていたので↓ご紹介↓。
醜態会見から半年 “号泣”元県議の補欠選盛り上がらず
前回の記事でもアップした内容ですが、私、『政活費一本に絞って選挙戦を展開する』には違和感を感じています。
もちろん、それが大事でないとは言いません。
けれども他にも大切なこと、たくさんあります。
議員にとって、とても重要なのは行政の改善するべき点・問題点、住民生活を改善するための指摘等を、きっちりツッコみ、良い方向にもっていくことであるはず。
もちろん議会のおかしなところを正すことが重要なのは言うまでもありませんが、それしかないとか、それ以外のことはほとんど触れないってのは違うと思うんですよ。
そういう意味では、『「政活費は適正に使うのが当たり前。争点になること自体が、悲しいことだ」と防災対策などを前面に掲げている』という主張の方が、ずいぶん共感できるなあ、と思います。
しかし、この記事、個人的にいろいろ考えさせられる内容が多いのです。
『「ルールだから仕方ないけど、今やるべき選挙なのか。4月の統一地方選でいいんじゃないの」と補選自体に否定的。』というご意見、ものすごく素直な感想だと思うのですよ。
実際、同じ趣旨の声をお聞きする機会、多いです。
正直、私も、そういう気持ちが全くないと言えば、うそになりますし。
一方で、ルールとして定められていることを後出しじゃんけん的な形で変えるというのは避けるべきだと思っています。
そういう恣意的なやり方というのは局面によっては、とても危険な形で働くこともあるわけで。
ここらへん、悩ましい話やな、と。
『補選があることを知らない市民も。同市内の主婦(76)は「選挙カーも見かけないし、いつのまに始まってたの」と驚く。』という内容についても、考えさせられずにはいられません。
私、4年前の西宮市議会議員選挙の時、いわゆる「選挙カー」を使いませんでした。
色々と理由はあったのですが、最大の理由は、当時、東日本大震災が起きた直後であり、自分が選挙カーを利用しないことで
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●それにかかるはずだった費用を、一部でも被災地への支援に回してもらえないか?と考えたこと
●当時ガソリン不足が問題視されていた中、少しでも利用を節約できるのではないか?と考えたこと
●賛同して頂ける方を西宮市議会で募ることで上の効果はより大きくなるし、それがうまくいったなら他の地方議会への波及効果も期待できるのではないかと考えたこと
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といったところにありました。
ごく一部ですが、ご賛同いただけた議員さんもいらっしゃいましたし、この時考えたこと・やったことは今でも正しかったと信じています。
↓こちら、関連記事。↓
選挙カーは使いません。@しぶやの活動日記2011.3.30
私にも、できること。@しぶやの活動日記2011.3.19
(リンク先のほとんどが、今は閲覧不可能な状態になってしまっています。
すいません。。。)
でも、そうしたことで、お叱り的なお話もたくさん頂戴しました。
その中身を総括すると
「ちゃんと選挙カー回さんかったら、
あんたが選挙に出てるかどうかも分からへんやん。
それに真面目に一所懸命、選挙やってんのか?と思う。
次はちゃんと選挙カー、出さなあかんで!」
という感じの内容になります。
身近で、熱心に応援してくださっている方が、そうであるからこそ、こういってくださる言葉には素直に耳を傾けるべき要素が多々含まれていると思っています。
一方で「選挙カーなんてうるさいだけ。そもそも迷惑やし、誰も聞いてない。名前の連呼なんて最悪!」的な主張が存在することも認識しています。
今回の選挙をどうするかは今のところ決めていないのですが、ここ、本当に悩ましい話なわけで。
↓ところで、例の号泣県議氏、書類送検されたようですね。↓
野々村元兵庫県議を書類送検…政活費詐取容疑
彼の分も含めた欠員を補充するための県会補選が行われている、まさに、この時期というのは、ある意味、絶妙のタイミングやな、と。
このような恥ずかしい話(←別に政務活動費だけに限った話ではありませんが)を二度と起こさないようにするために必要なこと。
そのためには迂遠かもしれませんが、多くの方に政治に対して興味・関心を持っていただき、投票に行って頂くことしかないと思うのですよ。
多くの方が、様々な視点から見ている、その結果は投票という形できちんと示される!と考えるなら、必然的に変な人は消えていかざるを得ないと思っています。
だから、その方向で話が進んでくれるといいなあ、と。
でも、『選挙期間中に阪神・淡路大震災20年(17日)や門戸厄神大祭(18~19日)などを挟んだこともあり、補選自体の認知度が低いのが実情だ。-----同市選挙区では2000年、平成以降の県議補選で最低となる投票率16・95%を記録。今回、候補者の街頭演説に耳を傾ける有権者は多いとは言えず、市選管は「必ず投票してほしい」と危機感を募らせている。』なんですよね。
つらいなあ。。。
モヤモヤした話ですいません。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。