お陰様で本日、新しい任期に入って初の一般質問(≒本会議場での質疑)を終えることができました。
本会議終了直後、委員長を務める議会運営委員会が開催されたため、わざわざ傍聴にお越しいただいた方にご挨拶もできなかったのは、ほんと申し訳ない限り。。。
この場を借りてお詫びいたします。
さて本題、その内容についてのご報告など。
満足度でいうと「すばらしい!」なものから「まあ今後を待つしかないわな・・・」なものまで種々あったのですが、まずはご覧頂ければ、と。
それでは早速始めます。
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大きい一点目は『「子育てするなら西宮」にふさわしいまちづくりのために』です。
西宮市は「子育てするなら西宮」をうたっています。
この言葉にひかれて、他市から西宮市に移り住んでくる方も多数おられます。
当然、市には、この言葉に相応しいまちづくりを進める責任があるはずです。
そこで今回は「子育てするなら西宮」の名にふさわしいまちづくりのために不可欠の「保護者が働く家庭の子育て支援」を中心に質疑を行ってまいります。
まず保育所の保育料についてです。
私は以前から保育所の保育料(以下、保育料と言います)の値下げの必要性を主張しており、昨年実施の市長選挙では現市長のマニフェストにも、この政策が盛り込まれました。
こうした流れを受け、市は昨年6月議会での私の一般質問、そして我が会派の予算要望に対して保育料を引き下げる考えを示し、今年度から保育料が見直されました。
資料①で昨年度と本年度の阪神間7市1町における3歳未満児の保育料を比較しました。
↓ご覧下さい。↓
↑左側が昨年度までの保育料、右側が今年度の保育料です。↑
なお西宮市の保育料は黒の太線で示しております。
まずは左側、昨年度までの保育料のグラフをご覧下さい。
このグラフをご覧頂くと、昨年度までの本市の保育料が阪神間7市一町でもトップクラスに高い水準にあったことがお分かり頂けると思います。
次に右側、今年度からの保育料のグラフをご覧下さい。
こちらをご覧頂くと今年度以降、全所得階層において本市の保育料が阪神間7市1町の平均、もしくはやや低い水準に落ち着いたことがお分かり頂けると思います。
こうした観点から、私は今年度、実施された保育料の見直しは一定評価できる内容であると考えています。
しかしながら今回の保育料値下げは『「子育てするなら西宮」の名にふさわしいまちづくり』という観点からは未だ不十分です。
なぜなら本市の保育料は、今回の見直し後でも全国的な標準値と比較すると、高い水準にあるからです。
資料②で現時点での中核市45市の保育料を比較しました。
↓ご覧下さい。↓
なお↑こちら↑も資料①と同様、3歳未満児の保育料であり、西宮市の料金は黒の太線で示しております。
この資料をご覧頂くと、本市の保育料は値下げされたものの、依然として全国的な水準に比べると高いことがお分かり頂けると思います。
市は「子育てするなら西宮」を謳う以上、今回の見直しでよしとするのではなく、一層の保育料引き下げに取り組むべきです。
それでは以上の内容を踏まえて二点質問いたします。
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「子育てするなら西宮」を謳う以上、掛け声に相応しい内実を整えるのは当然ですよね。
というわけで、この内容を踏まえての具体的な質疑の内容は明日以降!
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。