最近、すっかりご無沙汰のメダカネタ。
お陰様で、この春生まれのメダカもすくすく育ち、水草も茂り過ぎくらい茂っていまして。
ちなみに約1年前の状況が↓これ↓。
お~、まだメダカ投入前。
改めて比較してみると、この充実ぶりは素晴らしいですね。
ささやか&甚だ自分だけの話ですが、大満足。
さて本題、背景は分かるけど、今後正していかにゃならんよな~と思っている話を一つ。
実は今年の3月議会において「市が提出した予算原案が、議会側によって修正される!」ということが起きました。
これ、何十年ぶり!の出来事なのだそうです。
ちなみに、行政側から提案された内容は
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●『高齢者が元気に社会参加できるよう、電車・バス・タクシーのICカードやプリペイドカード、回数券を購入又はICカードにチャージをする際に割引が受けられる「高齢者交通助成割引購入証」(割引券が綴られている小冊子)』の利用上限を、現在の5千円から3千円に減額(『 』内は市HPより引用)
●『原因不明でかつ治療方法が確立されていない特定の疾病患者と診断された者に対し、見舞金を支給する』特定疾病患者見舞金の廃止(『 』内は「西宮市特定疾病患者見舞金支給要綱」より引用)
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というもので、議会側からは当面
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●高齢者交通助成金も現行5千円のまま
●特定疾病患者見舞金は存続
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とするという修正案を提示。
この修正案が全会一致で可決されたというのが、3月議会での一連の流れです。
で、ここまでは、そういうことがあったという話なのですが、これに関連して先日、↓以下のお知らせ↓が市からありまして。
(↑クリックで拡大↑)
書かれている内容を、補足も加えつつ、まとめますと
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●予算が通ることを前提に、翌年度分の高齢者交通助成割引証を5千円上限から3千円上限に減額する内容で印刷をかけていた
●ところが予算が修正されてしまい、5千円上限のものを再印刷しなければならなくなった
●なもので発送時期が遅れてしまいました・・・
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ということですね。
ただね、これ、よくよく考えると、とてもおかしな話なんですよ。
そもそも行政が行う事業は、予算に基づいて執行されます。
で、予算が確定するのは3月議会の最後(=3月末頃)。
ということは『1月に「購入証の印刷契約締結」』みたいなことをやっていると、今回のように予算が修正(ないしは否決)された場合、せっかく印刷したものは使えなくなってしまうわけで。
可決もされてない事業を、可決される前提で勝手に進めたりとかしたら、あかんやろ!と。
ただ、これが問題となってこなかった背景には
「過去数十年に亘って、一度も予算案が否決されたことなんかない!
予算なんか通るのが当たり前!!
だから必要な事業は前倒しで進めればいいのだ!!!」
という意識があったはずなんですよね。
で、こういう話がまかり通ってきた責任の一端は間違いなく議会にあるわけで。
ここについては議会側の一人として、忸怩たる思いを持っています。
というわけで私としては、これを機に
「事業は予算が通って初めて確定するもの!
なので当然、事業に関わる具体的な実務は予算が通ってから進める!!」
という本来の形に戻していくべきだと思っています。
でないと、また、いつ同じような無駄が発生しても不思議ではないですから。
多分、他にも同じような感じで進んでいるルーティン的な仕事は一杯あるんでしょうし、ここらへん、きちんと調べつつ、改善に向けて働きかけていかねばですね。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。