ここには、なかなか書きにくい話が多い今日この頃。
そういう話に多く関わらせていただけるのも、会派としての考え・意見をまとめ、整理し、対外交渉もさせていただき、な幹事長という立場やからこそやよな~と。
大変なことも多いですが、やりがいを感じる場面もとても多く、日々、様々な勉強をさせていただいています。
力不足ではありますが、引き続き、しっかり頑張っていかねば!ですね。
というわけで、ここからは書きやすい話など。
昨日の総務常任委員会において、「西宮版人口ビジョン(素案)」についての所管事務報告があったとのこと。
で、このビジョン、
『将来の人口展望を行うためには、まず西宮の現状を知ることが大事です。これまでの人口推移や動態要因等について、市全体や地区ごとの特性を分析します。これらの分析を踏まえ、人口減少に伴う影響を考察し、西宮市として目指す方向とそれを叶えるための課題を将来展望として整理し、「西宮版人口ビジョン」として策定します。』
という趣旨で作成されたものだそうでして。
なるほど、そら重要。
とは言うものの、記載されている内容は正直なところ、そらそうやわな~という感じのものが、とても多く。
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●今後、少子化が進むことが予想される
●高齢化が進むことも予想される
●日本全体の人口減少により近隣市、関東圏からの転入減少が見込まれる
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的な記載については、そら当然そうやわな、という話でしかありませんし。
と思いながら資料に目を通していたところ、気になった資料が↓こちら↓でして。
で、どこが気になったかというと、右端の「転入-転出」がマイナスになっている近隣自治体が意外に多いということなんです。
ここがマイナスになっているということは、『「その自治体(もしくは地方)から引っ越してこられた方」より「その自治体(もしくは地方)」に引っ越して行かれた方の方が多い』ということを意味します。
もちろん(と言うのもなんですが)、「関東圏に対する転出超過が多い!」とかは、西宮市にどうこうできるレベルの話ではありません。
が、芦屋・伊丹・宝塚といった近隣自治体への転出超過が、かなり多くなっているのは気になるところです。
で、ここらへん、もう少し調べる余地があると思うんですよね。
もともと西宮に住んでいらっしゃった方が、近隣の他自治体に引っ越していかれるということは、なんらかの点で「西宮より、そっちの自治体の方がいい!」という風にお感じになられた可能性が高いのではないかいな?と。
だったら、こういう方々に対して、色々ヒアリングをかけたり調査できたりすると、より魅力的なまちづくりを進めるために有意義な情報収集ができるのでは???と思うのですよ。
というわけで、事前説明を受けた際に、こうした意見を担当部局に伝えています。
趣旨には賛同していただけたように思うのですが、さて、ここからどうなることやら。
今、お住まいの方はモチロンのこと、近隣自治体にお住まいの方も含めて「せっかくなら西宮に住みたい!」と思っていただけるようなまちづくりを進めることって、とても重要だと思うんですよね。
そのためには、ビジョンにも書いてある通り、「まず西宮の現状を知ることが大事」なはず。
そのためには
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●自分に都合の良い意見や考え
●そもそも自分に対して好意的な方の意見や考え
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だけでなく、
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●自分に対して批判的な意見・考え
●自分とは異なる意見・考え
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なんかもしっかり受け止め、咀嚼することが大切だと思うんですよね。
そして、そういう観点からは「もともと西宮に住んでいたけど、西宮から出て行った方」のご意見を、しっかり受け止めることって、とても大切では???と思うわけで。
ま、ここらへんて、もっと普遍的に、いろんなことについて言える話だと思いますが。
というわけで、今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。