市長が中高生を対象とした公式の場で、中高生のたばこやらエロ本やらシンナーやらについて自身の見解をアツく語ったという話については、前回のブログでご紹介したとおり。
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【ご参考】
へー「『だいじょうぶだ。嘘つきじゃないオトナもいるから』と伝えたかった」んや。 の割には、市長のマニフェストって嘘だらけですよね???@前回のブログ
で、この内容について質問した一色議員も自身の主張をブログに述べておられるので以下アップしておきます。
前回市長の主張はアップしたことですし、双方の主張を貼っておかないとフェアじゃないですもんね。
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「風子の風」 @一色風子議員のブログ
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あくまで個人的意見ですが。
双方のブログを読んで、一番強く感じるのは「根本的に、他者に対する姿勢・向き合い方が違うよな~」というところですね。
大したことはなにもできていないにも関わらず、丁寧に私の名前まで挙げて頂いたことを一色議員には感謝しつつ。
さて本題、ここからは私の質疑のご報告など。
それでは早速始めます。
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大きい四点目、「市長マニフェストと、生活系ごみ収集業務について示された方針の矛盾を踏まえ、行政改革について」です。
資料③をご覧下さい。
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市は本年10/25付けの市政ニュースにおいて、来年4月1日付でゴミ収集業務等に携わる衛生作業員を3名程度採用することを発表しました。
これについて市は
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●大規模災害発生時等の緊急事態においても、市が責任をもって、ごみを収集するためには一定規模の直営を残しておくことが必要
●事業者に対する適切な管理監督能力を保持し続けるためには、一定の現場能力を持っていることが必要
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等の理由を示しています。
私は、こうした考えに全面的に賛同はしませんが、一つの考え方として理解はできると考えています。
しかしながら市長は全く違った考えを持ち、述べていました。
同じく資料③に示しておりますが、市長は選挙時に発表した自らのマニフェストにおいて「清掃職員」について、
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●そもそも、民間が低コストで高品質なサービスを提供できるこれらの業務の従事者を、役所が直接雇用する必要は何もありません
●そのため、全国で民間委託が進められていますが、西宮では全国と逆行し、長年凍結されてきた技能労務職採用が、現市長から採用されました
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としています。
そこで質問します。
今回示された内容はマニフェストと大きく齟齬しており、市長自身の言葉を借りると、「全国と逆行」する動きということになるが、この点に対する見解はどうか?
次に資料④をご覧下さい。
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市長は同じ冊子において
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●西宮市の危機的な財政状況を改善する方法は二つしかありません
●(事業を取捨選択して『優先順位の低い事業』をカットすることと)332億円(年間予算の約1/5)を占める人件費を削減すること
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としています。
さて、公約通り「人件費を削減する」ためには、給与水準の見直しを進めるか、職員数を削減する以外ありません。
一方で6月議会での私の質疑において、市長が就任後、給与水準是正のために取り組んだ内容は特にないこと、市長任期満了までに取り組む意思もないことが明らかにされました。
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【ご参考】
いやいや、それって貴兄が市長に就任する前の話ですよね。で、貴兄は、これまで何をしてきて、これから何をするんですか???@2016年8月のブログ
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そこで質問します。
市は今回、技能労務職の採用を再開したが、マニフェストにある通り「人件費を削減する」ため、今後は職員数を削減するのか?
それとも給与水準を是正するのか?
あるいは、なにか別の考えがあるのか?
採用を再開した清掃職員について、もう一点、確認したいことがあります。
本市のごみ収集業務については、民間委託地域では2人の作業員が収集しているのに対して、市の直営地域では3人で作業しているなど、常々、高コスト体質が指摘されています。
一方で、市は今回の採用再開に関連して「平成29年度以降も毎年、必要な人員を計画的に採用する」としていますが、「人件費を削減する」ためには現在の高コスト体質の原因の一つである過剰な人員配置を見直すべきです。
そこで質問します。
「毎年、必要な人員を計画的に採用する」とあるが、「必要な人員」とは現在の過剰な人員体制を是正した上でのものか?
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と、こんな感じです。
いつもは、できるだけ【質問・答弁・要望】をワンセットにして分かりやすいように!ということを心掛けているのですよ、私のブログ。
が今回は答弁の関係上、まずは質問をあげ、次の会で答弁内容を挙げるという形で進めていきます。
私のように、彼の行政改革に関する主張&それに真摯に取り組むであろう!ということを信じて応援した者にとっては驚愕するしかない答弁が返ってきたので、そこらへんを、また次回。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。