最近のお気に入り。
う~ん、なごむ。。。
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と、そんな与太話はさておき少しばかり飛ばしてしまっていた昨年12月議会で行った質疑のご報告など。
内容は、保育所の待機児童問題に関する話ですよ。
それでは早速始めます。
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大きい三点目「保育所待機児童解消のための、全庁一丸となった取組の推進について」です。
本年4/1時点の本市の待機児童数は前年同時期から107人増加して183人となりました。
こうした状況を踏まえ、市は今後3年間で約1500人の受入枠を拡大して待機児童の解消を図る考えを示しています。
しかしながら受入枠拡大どころか、既存保育所の受入枠を減少させるような問題さえ生じているのが現実です。
たとえば指定管理者制度の下で運用されている、ある小規模保育施設の場合。
こちらの施設では手続き上の理由で、現在利用している建物が、来年度から利用できなくなるところでした。
また、ある認可保育所は、建替にあたって現在は存在しない駐車場を用意するよう強力に指導された結果、現在の定員を確保できず苦慮しています。
ほかにも建替えに際し、駐車場の確保のために園庭の大幅な縮小を余儀なくされ、通常の保育に支障を来たしかねないという事例も存在します。
さて、これらの問題は国が法によって定めた基準ではなく、市が独自に定めたルールに基づき、開発指導を行ったことから生じています。
もちろん私は、市の開発指導行政が本市の良好な住環境を作り、守ってきた側面があることは認識しています。
しかしながら喫緊かつ重大な課題である待機児童の解消という観点からは、あまりにも杓子定規な基準で保育所の開発・運用を縛ろうとする現状は問題です。
また開発協議に要する時間が、他市に比べて長いという問題もあります。
多くの新設保育所は4月開園を目指してスケジュールを設定しており、想定以上に開発協議に時間がかかることは開園時期の遅れにつながります。
場合によっては、開園時期が翌年4月まで丸一年間、遅れてしまうことさえあるでしょう。
こうした問題についても、市は十分配慮するべきです。
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と、ここまでが前段です。
次回は、ここまでの内容を踏まえての具体的な質疑のご報告など。
それでは今日のブログは、このへんで失礼致します。