昨日は消防団の定例訓練。
着いた途端に、ぜったい言われるやろな~...と思ってた「おっ、羊羹持ってきたか~( ̄ー ̄)」が先輩から炸裂。
ほんま最近、西宮市政がらみで取り上げられるのって、こういう話ばっかりでお恥ずかしい。。。
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そんなことを思っている最中、先週末にまたもや市政がらみの不祥事的な話がメディアを騒がしました。
当該記事の一つが、こちら。
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障害者支援NPO、5億円流用か 国税指摘 2・8億円源泉徴収漏れ@2017年3月31日付・産経新聞WEBニュース
以下、全文です。
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障害者の就労支援を行っている兵庫県西宮市のNPO法人「西宮障害者雇用支援センター協会」が大阪国税局の税務調査を受け、障害者らへの報酬などとして経費計上した人件費のうち約5億円が、実際には理事長の父親に渡っていたとして課税対象の給与と認定されていたことが分かった。
国税局は源泉所得税の徴収漏れを指摘し、重加算税を含め約2億8千万円を追徴課税したもようだ。
協会のホームページや事業報告書などによると、西宮市や兵庫県などから河川敷や公園、学校の清掃・除草作業などの業務委託を受け、働いた障害者に報酬などを支払っている。
系列2法人を合わせたグループ全体で約70人が働いている。
関係者によると、国税局の調査で、協会が帳簿上、障害者らへ支払った報酬などとして計上した約5億円が、実際は理事長の父親に渡っていると指摘された。
使途が不明なため私的流用とみなされたうえ、父親は関連法人の代表を務めていることから、協会に所得税の源泉徴収義務があると判断された。
協会は産経新聞の取材に「理事長が不在でお答えできない」としている。
西宮市によると、障害者就労支援をしている法人などへの優先発注制度に基づく平成28年度の随意契約額約6億円のうち、同協会グループは約3億5千万円を占める。29年度分も3億1千万円を契約済みという。
市は「障害者に適切な額が払われているかなどの確認のため、障害者総合支援法に基づく指導監査を検討する」としている
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以下は、報道されている内容が事実であると仮定しての話ですが。
とりわけ「障害者らへの報酬などとして経費計上した人件費のうち約5億円が、実際には理事長の父親に渡っていた」という点は、西宮市から見て大問題です。
そして、市が「障害者に適切な額が支払われているかなどの確認のため、~中略~指導監査を検討する」としていますが、これまで監査に入っていないことも大問題です。
そもそも、こういった指摘は過去から議会でも行ってきているわけですし。
と言うわけで、ご参考までに一番近いところで、今年の三月議会×予算特別委員会における私の質疑を引用します。
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【質問】
社会福祉法人施設指導監査等事務なんですけど、 ~中略~ もちろん施設数、非常に多いですし、大変なのも分かるんですけど、市が直接補助を出しているところとか、その事業規模が結構大きいというところについては、特にきちんと重点を置いて指導監査に入るべきではなかろうかという風に思ってるんですが、その点についての見解をお聞かせ頂けますか?
お願いします。
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【答弁】
~前略~ 障害福祉サービス事業所、介護保険サービス事業所につきましては、更新が六年に一度と言うことなので、6年の中で更新までに1回は実地指導入ることとしておりまして ~後略~
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【再質問】
~前略~ 直接補助金が入っているとことか事業規模が大きいところについては、きちんと重点的に入っていくべきではないかという趣旨で確認をお願いしたいんです。
もう一回、答弁お願いできますか?
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【答弁】
~前略~ 大きい事業所につきましては、今現在、指導の要綱に基づく監査だけになっておりますので、今後、必要に応じて内部で検討して実施していきたいと思っております。 ~後略~
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【要望】
~前略~ 要は問題になってからでは遅いと思うんですよ。
特に市が関与している部分については、やはり重点的にやるべきだと思っているんで、今、ご答弁頂いたとおり、ちゃんと進めていって頂きたいということを要望して終わります。
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なんとも示唆的な内容になっていますね、今、読み返してみると。
引き続き、今後の展開を注視すると共に、必要な指摘・提案を続けてまいります。
というわけで、今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。