西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

市保有施設の総量縮減に取り組む以上、学校施設の活用はマスト!ですよね。これは小さいけれど、大きな一歩です(^^)v

2017-04-07 16:43:15 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

ついに来たー!!!

http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2017/04/03/kiji/20170403s00021000148000c.html
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めずらしく(?)情報GETが遅れてしまいましたが、これはすごい!
こら5月20日はテレビ前で正座決定ですな。

それはさておき、しばらくかっ飛ばしてしまっていた代表質問のご報告の続きです。
早速どうぞ!

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【質問】
「第2章 誇りをもって豊かに暮らせる文教住宅都市」のうち、<地域行政のあり方検討>についてです。
「公民館や市民館等の集会機能をもつ施設について、まちづくり、福祉、子育て等地域における課題解決に向け、限られた資源を有効活用できるよう取り組んでまいります」とあります。
この内容に異論はありませんが、現実問題として、多くの「公民館や市民館等の集会機能をもつ施設」では、土日祝日等は予約でふさがっており、使いたくても使えないという状態が恒常化しています。
こうした点を踏まえ、学校の有効活用を図るべきと考えるが、どうか?
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【答弁】
学校施設は、学校教育法において、「学校教育に支障のない限り、学校の施設を社会教育その他公共のために、利用させることができる」とされており、本市では、学校施設の目的外使用に関する規則に基づいて、地区の青少年愛護協議会や自治会などが自主事業で使用するなど、これまでも校区内の地域団体が使用しております。
また、新設した高木北小学校のランチルームや、改築した上甲子園小学校の地域交流室では、施設管理がしやすいよう、休日などに校舎内を通らずに部屋へ出入りできるようにするなど、地域団体等の利用に配慮した設計としています。
今後も、施設の有効活用を図るため、学校施設を学校教育に支障のない範囲で、地域団体が地域振興のために行う活動に使用できることを周知するとともに、校舎の改築にあたっては、地域団体の施設利用に配慮してまいります。

既存施設の有効活用は、公共施設マネジメントの大きな柱となる考え方です。
特に学校施設は地域コミュニティの核となるべき施設であることを基本に、施設の有効活用を進めてまいります。
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【意見・要望】
集会機能としての学校の活用は可能であることを示した上で、そのことを地域に周知していくとの答弁でした。
また学校施設は地域コミュニティの核となるべき施設であるという考え方を基本に、施設の有効活用を進めていく!ということも答弁頂きました。
いわゆるアセットマネジメントに関わる部署ではなく教育委員会自身が答弁したことも含め、従来の答弁から大きく前に進んだ内容であると受け止めています。
今後、答弁に則った取組を積極的に進めて頂くよう要望します。

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市は、いわゆる公共施設マネジメントの観点から保有する施設総量の縮減に取り組んでいます。
ざっくり言うと「施設の老朽化が進み、多額の維持修繕費等が必要となってくる中、保有する施設の量自体を減らさざるを得ない!今後は少子化・高齢化も進んでいくし、総人口も減っていくんやし。。。」というこの考え方、そらそうやわなと思っています。
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【ご参考】
公共施設マネジメントについて。 ①@2012年10月のブログ

とは言え、既存の施設を減らしていくだけだと、地域活動とかはどんどんやりにくくなっていくと思うんですよね。
そんな中で「参画」だの「協働」だの言ってても、そうは問屋が卸さんわけで。
と考えると、特に夜間休日の学校施設の開放・活用は肝だと思うんですよ。

意見要望でも言ってますが、今回は、この答弁を教育委員会がしてきたのがミソだと思っています。
この手の話をぶつけて、教育委員会が答弁してきたというのは、ちょっと記憶にありませんし、こら、なかなかの前進ですね。
というわけで、この話、しっかり今後も追いかけてまいります。

それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。