西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

西宮北口駅の観光案内所が、ようやく閉められることになりました。けど、その閉店理由ってなんなのさ。。。

2017-08-08 10:37:52 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために


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この人物が講師で「なぜ議員の不祥事が起こるのか」とか、悪い冗談としか思えん。。
なんなんでしょうな、一体。。。

てな話はさておいての本題、今日のブログは、市が行う観光施策についての話ですよ。
ま、ちょっと聞いて下さいな。

西宮北口駅構内・2階コンコース上に「魅力発見ブース にしのみ屋」という施設があります。

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これ、前身は河野前市長時代に宝塚線ホームに開設された「西宮観光案内所」で、現・今村市長の意向により、昨年4月に移転したものですね。
何度も言ってることですが議員時代には、あんだけ観光施策のことをボロクソ言ってたのに、こういう施策にやたらと力を入れているのは、ほんと訳が分からんな。。。
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【ご参考】
市長って議員時代、都市型観光政策に、ものすごく否定的だった気がするんですけど・・・というお話。@2016年3月のブログ

市から業務委託を受けている「にしのみや観光協会」のHPによると「市内最多を誇る乗降客はもとより、神戸本線・今津線の2線の乗換客も利用する場所であり、より多くの皆様に西宮のとっておきの魅力を届けてまいります」とのことで、えらい力が入ってますね。
なんですが、この施設の利用、思いっきり低迷しておりまして。

リニューアルした昨年度の売上と来場者数は、市の資料によると
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●来所者数60,858人(日平均176人)
●売上金額4,951,427円(日平均14,310円)
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だそうな。
「大谷美術館やリゾ鳴尾浜など集客施設のパンフレットの提供」等も行っているそうなので、単純計算するのもあれなんですが、この数字を信じるならお客様一人当たりの単価は100円以下となります。
こうなってくると、ぶっちゃけ「来所者数」の定義自体、謎だと思っちゃうんですよね。
しかも、この施設、賃料+運営費等で年間1600万円以上の費用がかかっています。
どう考えても、やる意味があるとは思えんな。。。

で以前から、ずっと批判してきた、この施設、ようやく8月末で閉めることになったそうな。
ただ、それも「費用対効果を勘案して!」的な話ではなく、メインの理由は「空調設備が完備されておらず、温度、湿度、ほこりなどの労働環境や、夏場の商品取り扱いが限定されるなどの問題があり、施設管理者と協議を行いましたが、改善する見込みがない状態となっています」というところにあるそうな。
なんじゃ、そりゃ。。
ま、理由はどうあれ、閉店すること自体は良いことだと思うんですけどね。

「仕事が多くて大変!職員も不足してる!!だから職員定数を増やさなければ!!!」的な主張をするなら、こういう市長自身が批判していたような仕事の見直しをこそ進めるべきだと思うんですけどね。
つくづく、なんだかなあ。。。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。