昨日、予定していた阪神香櫨園の駅立ちは雨のため中止。
明日2/21(木)に順延、実施予定ですのでお見かけの節は、よろしくお願いします。
という内容だけで終わるのもあれなので、今日は昨日開催された民生常任委員会のご報告など。
同委員会で、西宮市と芦屋市が共同でごみを処理する「ごみ処理広域化について」の報告が行われました。
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というわけで本日は、そのご報告をば。
現在、西宮市と芦屋市は別々にごみ処理施設を整備して、ごみを処理しています。
しかしながら、これら施設を両市が共同で整備・運用することで
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●両市全体として高効率なごみ発電、温室効果ガスの削減効果など環境負荷が低減できる
●施設建設費だけでなく、運営費のような継続的に必要となる経費の削減にもつながる
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等、きわめて大きなメリットがあります。
こうした背景を踏まえ「昨年9月末をめどに一定の方針を示す!」という方針が示されたのは、昨年の私の代表質問でのこと。
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【ご参考】
ゴミ処理施設×芦屋市との統合については9月末までに一定の方針を示す予定とのこと。だったら、もっとスピードアップしないと!@2018年7月のブログ
ところが実際には、話し合いは膠着状態に陥っていたんですよね。
一昨年11月に第5回検討会議が開催された後、西宮・芦屋両市による公式な意見交換の場は持たれなかったくらいですから。
が約1年間の休止期間を経て、ようやく昨年11月に第6回、12月に第7回、今年2月には第8回の検討会議が行われました。
その結果、一定の方向性を西宮・芦屋両市が共有できたので概ね半年遅れでの今回の報告に至った、ということですね。
で、肝心の内容ですが。
今回、報告されたのは
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●今後、焼却施設(=燃えるごみの処理施設)の広域化を目指して協議を進める
●破砕選別施設(=燃えないごみの処理施設)の広域化については将来的な課題とし、この度は西宮市、芦屋市それぞれ単独で処理施設を整備する
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というもの。
う~ん。。。
焼却施設の広域化が実現する方向になったことは、私も大いに評価しています。
一方で「今回は破砕選別施設の広域化を見送る!」という結論が出てきたのは、なんとも勿体ない話やな...と。
今回の報告では、破砕選別施設の広域化を見送った理由として
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●西宮はコンテナ収集、芦屋は袋収集とごみの収集方法が異なること
→そのため、袋に入ったごみを破って詰め直す施設が必要になる
●協議の延長によって焼却施設の広域化に悪影響を及ぼす恐れがある
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等、複数の内容が示されました。
でもね、これらの理由って、広域化によって確実に得られるとされている費用の削減効果が56億8400万円・約22%にも上ることを考えると、なんとも弱いなあ...と思うんですよ。
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もちろん相手方のある話であり、こちらの思うとおりに、全ての話が進むわけでないことは分かっています。
でも、施設の稼働期間が20年・効果額が56億円というのはデカい。
だって、これって広域化が実現できれば払う必要がなかったお金を20年間、毎年2~3億円も払わなければならないということですもの。
う~ん、なんとも勿体ない。。。
というわけで、この話についても、もう少し追いかけていこうと思います。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。