本日より6月議会が本格スタート。
先程、今年度の新しい正副議長が
-----
議長:大石伸雄議員(政新会)
副議長:野口あけみ議員(日本共産党西宮市会議員団)
-----
に決まりました。
表示板に掲示されるのは、明日ですかね???
↓
とはいえ所属委員会やらなんやら、まだまだ決めなければならないことは山盛り。
午後からも会派の代表として、様々な協議に臨んでまいります!
さて本題、本日が最後となる3月議会×代表質問のご報告。
もう6月議会からの新体制を決める時期になっているわけで、どう考えても、さっさと終わらせねば!ですよね。
それでは早速始めます。
■■■■■
【質問】
会計年度任用職員制度への移行に当たって、市が問題と考えている点は何か?
↓
【答弁】
国が示している考え方は、フルタイムとパートタイムという勤務時間の長短で職責を分けるという制度設計になっております。
しかし、本市における現行の非正規職員は、勤務時間の長短だけではなく、職務内容に基づく職責の高低によっても嘱託職員や臨時職員といった任用形態を変えており、このような現行の取扱いを、国の示した制度にどのように落とし込んでいくかが課題であると認識しております。
また、議員ご指摘のとおり、嘱託職員が長期にわたって同一の職務内容に継続して任用されることは、長期的、計画的な人材育成・人材配置への観点から、少なからず影響があると認識しております。
しかしながら、嘱託職員は、より専門的な高い知識・経験が必要な職として、特定の業務に限定し、原則、公募による競争試験により任用されているため、配置の変更につきましては、慎重に検討をすすめる必要があると考えております。
今後も、他都市における検討状況も注視しつつ、市で働く非常勤職員に対して、適正な任用・勤務条件を確保できるよう制度設計に取り組んでまいります。
↓
【意見・要望】
嘱託職員の異動を可能にすることについては「慎重に検討をすすめる必要があると考えております」との答弁でした。
しかしながら、こちらも答弁にありました通り、「長期的、計画的な人材育成・人材配置への観点から影響があると認識して」いるのであれば、雇用制度が変更される、このタイミングで異動を可能にするための見直しを行うべきです。
長期間、同じ部署で勤務しているために、誰も意見・指導等できなくなってしまっている嘱託職員が存在するという話も側聞しております。
こうした現状を是正するため、適正な制度設計に取り組むよう要望します。
■■■■■
「より専門的な高い知識・経験が必要な職として、特定の業務に限定し」という答弁がありますが、実際のところは「本当に専門的な業務とか責任・権限を行う仕事は正規職員がやってますよ!」という感じのようなんですよね。
組織の硬直化を防ぎ、風通しを良くするという観点からも定期的な異動は、絶対に必要です。
資料を見ていても、○○課一筋、二十年以上!!みたいな嘱託職員がかなりの数存在していますし、こうした方々の配置を柔軟に見直すことで、組織を効率化・スリム化できるはず!
というわけで引き続き、この問題、追いかけてまいります。
それでは今日のブログはこのへんで失礼します。