今週金曜日の午前10時から、一般質問の出番を頂けることになりました。
今回取り上げる内容は、以下の通り。
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西宮市議会で直接はもちろん、HPの「西宮市議会 議会中継」でもご覧いただけます。
よろしければ是非是非ご覧くださいませ。
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【ご参考】
西宮市議会×議会中継
そんな中、上の「(4)指定管理者制度について」を調べている過程で、ちょっと気になる話が出てきたのですよ。
質問で取り上げようと思っていたのとは別の話なのですが、今日はその話など。
きっかけは、利用者の方から頂いた声でした。
曰く、
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●指定管理事業者が運営している、某ホールについて
⇒ある日時を利用したいと思ったが、その日は既に予約済みになっていてた
⇒ところが予約済みになっていた日にホールに行ってみると、誰も使っていないようだった
⇒こういったことが度々あるのだが、これってどうゆうこと???
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とのこと。
う~ん、なんで、そんなことが???
市の担当者に確認してみたところ、
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①直前にキャンセルが出る場合がある
②メンテナンスは基本的に休館日に行うことにしているが、それが開館日にずれ込む場合もある
③前後の予約にあわせて準備や後片づけが必要な場合もある
④利用者が事前に場所を確認したいという場合があり、そのために敢えて空けてある
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等の説明を受けたのですよ。
が、これらの理由について、ツッコんでいくと
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●①②が理由にしては多すぎる(ちなみに5月は丸1日予約拒否していた日が2日、夜間のみ断っていた日が5日)
●③が理由なら、そもそも、その時間帯も併せて予約してもらうべき
●④については「なら実際、どの程度の確認要望が、どんな所からあったのか?」ということをきいても、きちんとした回答が得られない
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という感じにしかならず。
なんか、どうにも怪しいぞ...
というわけで、もろもろ調べていたのですが、どうも、その根本にあるのは
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●指定管理者の収入は、市から得る指定管理料だけ
●一方で、営業日数を増やすほど支出は増えていく
⇒つまり開館日を増やすほど、事業者の利益が減る(もしくは赤字が増える)構図になっている
⇒なので、指定管理者ができるだけ会館日数・時間を減らそうとしている
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というところにあるのでは???と思うに至りまして。
いや、それって根本的な制度設計が間違ってますよね???
指定管理者制度を導入する目的の一つに「民間の創意工夫を活かして、施設の有効活用を図ること!」があります。
この事例は、どう考えても、そこに逆行していると思うんですよね。
民間の創意工夫を生かすどころか殺しているし、施設も、むしろ有効活用されないようにしている感、満載ですし。
というわけで一般質問の内容と併せ、ここらへんについても追いかけていきます。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。