きっかけは、保護者の方から頂いたご意見でした。
曰く、
-----
●市立西宮高校の受験倍率が、低下傾向にあるように見受けられる
⇒学校自身の魅力が低い部分があるのではないか?
●西宮市が含まれる第二学区は、勉強したい子にとって、選択肢となる高校が少ない
⇒市西には「行きたい学校」であってもらわないと困る
-----
とのこと。
ちなみに市立西宮高校の、ここ数年の倍率の推移は以下の通り。
↓
特に気になるのは一番右下、今年の普通科入試の倍率が「0.96倍」というところですね。
この件、個人的にも以前から気になってはいたのですよ。
一方で、「倍率が1倍を切った(=理論上、受験者全員が合格する)」ことについては
「市立西宮高校のレベルが高いことは受験者・学校・保護者とも分かっているし、よほど自信がある場合しか受験しなくなっている。
そういうこともあって、結果的に倍率が低くなっているだけ!」
的なご意見を耳にする機会も多く、正直、部外者としてはなんとも言いかねるなあ...と思っていたのですよ。
学校に対する評価・感覚って、生徒・保護者それぞれによって大きく異なるものだと思いますし、なんとも言いにくいよなあ...と。
とは言うものの、私としても、なんとも気になる、この話。
なものでヒアリングを進めていったところ、
-----
●市立西宮高校では、生徒・保護者を対象に毎年アンケートを実施している
●その結果をまとめた資料が存在する
-----
ことが分かりました。
それって現時点で把握できる、最高のナマの声ですよね。
というわけで、以下ご紹介します。
↓
数字に対する感覚は人それぞれ異なることと思いますが、このアンケート結果からは、同校が総じて高く評価されていることを感じます。
ちなみにアンケートは無記名で実施されているそうなので、変な忖度とかもないはず!
この結果、前向きに受け止めると共に、一定高く評価するべきものと思うのですがどないでしょ?
ちなみに市立西宮高校が、現在のような「文武両道の進学校!」的な存在になった背景には、西宮市の公立高校入試制度が
-----
●かつての総合選抜制度から、現在の複数志願制度に変わった
⇒生徒が自分の行きたい学校を自分で選べ事が出来るようになり、学校の特色化が進んだ
-----
ことが大きく関係しています。
で私、当時、高校入試制度が変わる過程で大きな役割を果たしたと自負しています。
なもので今回の話も、とても気になるところなんですよね。
↓
【ご参考】
市政報告19号@2009年10月発行×左面「新しい公立高校入試制度について」
もちろん、これでベスト!という話でもないし、ますますの努力を期待するところではあります。
とは言え、一定よい評価を得ることが出来ているのは、喜ぶべきことだとも思っています。
関係者一同、学校の魅力向上のため、ますます力を尽くして下さるよう願いたいと思います。
そして本日午前10時から一般質問の機会を頂いております。
時間と事情が許す方、是非是非ご覧くださいませ。
分かりやすく、充実した内容にできたものと思っていますので。
↓
西宮市議会×議会中継
それでは今日のブログはこのへんで失礼いたします。