現職の財務次官が「このままでは国家財政は破綻する!」と発信して話題になった内容、読了。
菅野議員、貸していただいてありがとうございます。
↓
↑
国家財政については破綻する・しないの両者で激しい論争が行われており、内容自体に新味はありませんでした。
どっちかというと、現職の財務次官という立場にある方が、こうした発信を実名で雑誌上で行ったこと自体に意味があった感じですかね。
個人的には、破綻しない派の主張に対する反論とかを書いてくれると、もっと興味深い内容になっただろうになあ…と思いつつ。
さて本題。
-----
●市が保有する土地・建物を外郭団体や民間事業者に無料で貸し出している事例が存在する
⇒本来、受け取るべき使用料は年間数千万円に上る
⇒使用料徴収に向けて、協議を進めるべき
-----
ということを問題視し、議会での質疑を行ったのは2019年6月議会でのこと。
↓
【ご参照×市政報告58号@2019年8月発行】
その後、会派としての予算要望でも取り上げていたのですが、いまいち進んでいる様子が見えなかったんですよね。
なので今回改めて進捗を確認したところ、市の外郭団体である社会福祉事業団とは、他の使用料を支払っている事業者と同じ条件で使用料を支払うことで合意。
現在は経過期間中のため割安な使用料となっていますが、再来年度からはきちんと支払われることになっていることが分かりました。
これによって従来、取りっぱぐれていた年間600万円以上の使用料を回収できることになります。
とても良い感じですね。
一方で、他の民間事業者のところへは議会での質疑後、一度は行ってみたものの相手が協議に乗ってきてくれず、そのままになってしまっているそうな。
いやいや、それじゃダメでしょうよ…
相手さんにとってみれば、大きい話ですもの、言われてすぐに「はい、わかりました!」となる話でないというのは分かります。
でも、だからと言って、他の事業者さんからは普通に頂いている使用料を一部の事業者さんについてだけスルーというのは非常に問題があると思うのですよ。
なお、これらの事業者から頂くべき使用料は年間約2600万円に上ります。
↓
【ご参照】
「ほとんどの事業者さんからは料金を頂いてます。でも外郭団体や一部の事業者だけは無料ですよ!」ってのは不公平でしょ???@2019年8月のブログ
それにしても、やっぱり進捗確認することって大切ですよね。
引き続き、しっかり追いかけてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。