昨年4月時点で全国ワースト1位の多さ…という不名誉な実績を叩き出した、本市の待機児童数。
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【ご参照】
現市長は「ほぼ解消!」、新人候補は「全国ワースト1位!」と訴える保育所待機児童問題。で実際のところは?@2022年3月のブログ
この度、2022年4月1日時点の状況が公表されましたので、今日は、そのご報告。
2022年4月1日時点の待機児童数は前年同時期から130人減少し、52人となりました。
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ただ「52人」は「厚生労働省の定義に基づく待機児童数」であり、必ずしも保護者の思う「待機児童数」の実感とは合致しない面もあるように思います。
という意味で「特定の保育所等を希望されている」等の理由から、厚生労働省の定義に基づく待機児童には含まれなかったものの、保育所等へ入所できなかった人数を指す「利用保留児童数」の方が、むしろ実感に近い場合もあろうかと思います。
が、その人数となると932人。
こちら、前年比では102人の減少とは言うものの、やはりかなり高い水準にとどまっていますね…
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なお、利用保留児童数の内訳はこちら。
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また年齢別の利用申込者数・利用保留数・待機児童数はこちらです。
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こうした結果を受けた、市の総括は
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保育所6園の開設を含め、約480人分の受入枠拡大により、待機児童数は大幅に減少しましたが、依然として、就学前児童数に占める保育所等を希望する割合(保育需要)は増加し続けています。
今後は不足する1,2歳児の受入枠拡大に向けて、より重点的に取組みを進め、待機児童の早期解消に努めてまいります。
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というもの。
だから小規模保育施設の募集再開など、0.1.2歳児の受入枠拡大に向けた対策を進めるべきだと指摘してるのに…
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【ご参照】
保育所待機児童数は前年度に比べると減少。とはいえ、まだまだ出来ることはあるはずなわけで。@2021年5月のブログ
なお、待機児童数と保育需要率の推移についての資料はこちら。
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あわせて、校区別の利用保留児童数も掲載しておきます。
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保護者の感覚から言うと、保活の実情は待機児童数より利用保留児童数に近いのかな…と思っています。
そういう意味で、保育所待機児童問題は依然として、本市におけるきわめて重要な課題の一つだと考えています。
リンク先と重複した内容になりますが、やはり小規模保育施設等の募集を再開+私立幼稚園の預かり事業を拡充等、計画的で着実な取組の推進が必要だと思うんですよね。
引き続き、こうした観点から指摘・提案など続けてまいります。
あ、あと新型コロナウイルスワクチン×4回目接種について案内がありましたので、併せてご紹介しておきます。
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追加接種(4回目接種)を 受ける方へのお知らせ@西宮市HP
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
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一部の保育所等においては、まだ若干の空きがあります。
以下で空き状況を確認できますので、ご参考まで。
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保育所等の空き状況について(令和3年5月10日更新)@西宮市HP
なお、こうした情報が提供されるようになったのは、私の提案によるものと自負しています。
こちらも、ご参考まで。
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【ご参照】
【提案実現】保育所ごとの待機児童数を、市HPで確認できるようになりました!@2020年1月のブログ
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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