なにかとバタバタだったGW最後の土日、私的メインイベントは今津の平成西山ジム。
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平成西山ジム
こちら今年4月にオープンしたばかりのボクシングジムですが、亀田三兄弟の三男・元世界チャンピオンの亀田和毅(かめだ ともき)選手が所属しています。
「西宮から世界へ!」を実現するべく、今年中に世界前哨戦を経て、世界タイトルマッチに挑戦するつもりで頑張っているとのことで、知人からご紹介いただきました。
当たり前やけど、さすが元世界チャンピオン、マススパー見ても、まるでモノが違いますね。
亀田選手、とても気さくで感じのよい好青年という印象でした。
西宮からボクシング世界王者が誕生するかもしれないとか、これは一格闘技ファンとして応援するしかありませんね。
今後の展開に超・期待です!
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さて本題、3月議会で行った代表質問のご報告です。
これで、このシリーズは最終回ですよ。
それでは早速、始めます。
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【質問】
「社会保障費の増大や公共施設の老朽化対策のほか」「新たな行政課題にも的確に対応する必要があ」るとしたうえで、「同じ目的の事業は縦割りを排し、更には官民の垣根を越えて『統合』することで、施策の質を向上させたり、これまでの仕事のやり方を見直して無駄を排し、少ない経費でより価値の高い成果を出せるよう『改善』することを職員に意識づけることで、市民サービスを低下させることなく、行政経営改革を前に進めてまいります」とのことでした。
「少子化・高齢化に伴う社会保障費の増大や公共施設の老朽化対策」に必要な莫大な費用を考えた時、こうした取組で必要な費用が捻出できるか、心もとなく思います。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、想定を大幅に上回るペースで基金の取り崩しが進んでいる現状を見るなら、猶更です。
こうした現状について市の見解をお聞かせください。
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【答弁】
令和元年度決算において53億円の財政基金を取崩したことに続き、令和2年度決算も多額の臨時収入があったことを除くと実質的には赤字となるなど、本市の財政運営は赤字基調に入っております。
また、年度末市債残高が22年ぶりに増加に転じ、今後は増加傾向で推移することが見込まれているところです。
さらに、財政構造の弾力性を示す経常収支比率も高止まりしており、非常に硬直化した状況となっております。
今後の財政状況については、昨年10月に財政収支見通しをお示しした通り、国の動向や社会情勢の変化など予測できない要素も多く、依然として不透明な状況であり、公共施設の老朽化対策や社会保障関係経費の伸びを考えると、厳しい財政状況が続くものと考えております。
こうした財政状況を前提として、第5次総合計画後期計画の策定に当たりましては、事業計画の進捗等を踏まえた時点修正と、財政収支に基づく事業内容やスケジュールの精査・見直しを行うこととしております。
また、次の中期実行計画には、必要な財源の捻出に向けた取組みを盛込んでいくことも検討してまいります。
このような取組を通じて、抜本的な市役所改革を進めつつ、市民サービスを低下させることなく必要な財源の確保を図り、持続可能な財政運営に努めてまいります。
今後、ウィズコロナ、カーボンニュートラルなど新たな課題に対応した「ビルド」を意識しつつ、選択と集中による、マンパワーや財源など経営資源の適正配分に向けた取組みを進めるためにも、新規事業の重点化や既存事業の統合・改善等の見直しに取組む必要があると認識しております。
このように、持続可能な行財政運営を維持しつつ、市民全体の利益の視点に立った適切な市民サービスの提供と、新たな行政課題に的確に対応するため、行政経営改革の着実な進捗を図ってまいります。
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【意見・要望】
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●財政運営は赤字基調
●年度末市債残高が22年ぶりに増加に転じ、今後は増加傾向
●経常収支比率も高止まりしており、財政は非常に硬直化
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等、現状に対する厳しい認識を示したうえで、市の考える取組を示して頂きました。
市が示した取組は進めていただければ結構だと思いますが、私には今後、必要な多額の財源をそれらの取組だけで捻出できるとは思えません。
再三指摘していますが、西宮市民1人が一年間に負担する市職員の人件費は人口・規模等が似ている類似都市の平均額と比較して約25%も高い水準にあります。
このことを踏まえ、業務の民間移管推進、事業・業務の棚卸・抜本的見直しなど、人件費削減に向けた取組こそ、協力に推進すべきと強く指摘しておきます。
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「あれをやりたい、これもやりたい!」と言っても、お金がなければ新しいことなどできません。
そして必要な財源を捻出するために必要なのは、上に書いたような取組だと思っています。
一方で、ここらへんの取組こそ最も西宮市が弱く、苦手(というかやる気がない???)な分野であると、日頃から強く感じています。
だからこそ、しっかりお尻をたたいて前に進めることができるよう取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。
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