先日、市の情報発信の在り方についてのブログを掲載したところ、色々な角度からのご意見を頂きました。
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【ご参照】
広報に対する意識が低すぎる!まずは、それを自覚するべきです!!@2022年4月のブログ
で、その中に、市政ニュースのあり方に対するご意見も複数あったんですよね。
一般に、SNSやHPは市民の皆様が見に来て、初めて情報を得るものであることから、プル(=引き込み)型の広報ツールと言われます。
一方で市政ニュースは、市が全戸配布という形で、市民の皆様に積極的に見ていただくよう働きかけることからプッシュ型の広報ツールと分類されます。
こういった両者の性質を考えると「市政ニュースの内容をもっと充実させるべき!あり方を見直すべき!」というご指摘が出てくるのは、納得ですよね。
というわけで、そこから調べた結果、分かってきた話も含めてあれこれと。
西宮市政ニュースは
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●タブロイド判サイズで10日と25日の月2回発行
→12月は10日のみ、1月は1日と25日発行
●全戸・全事業所に戸別配布
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という形をとっています。
が実は、同じ形式をとっている自治体って、意外と少ないんですよね。
発行頻度で言うと、近隣で月2回発行形式をとっているのは西宮市の他は明石市と伊丹市くらい。
色々な事例を見ていくと、A4判で月1回発行というのが多数派のようです。
月1回発行にすると
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●印刷・配布のトータル費用が削減できる可能性がある
●(費用を削減しないという前提であれば)1号ごとの発行ページ数を増やすことができる
→1号あたりの情報量を大きく増やすことができる
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というメリットがあります。
例えば、県内で発行された広報紙の中から優秀な作品が選ばれる「兵庫県広報コンクール」の4年連続・特選受賞作「広報おの」あたりと比べると、「これが同じ市政ニュースか…」と思うくらい、中身の充実度が違いますね。
これは、ぜひ見比べていただければ…と思います。
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「広報おの」×2021年10月号
一方で、月2回発行によるメリットはなんと言っても速報性。
とりわけコロナ対応の初期段階においては日々刻々と状況が変わる中、発行頻度が多いことによるメリットがあったというのは間違いないところだと思います。
とは言うものの、通常時であれば、あまり市政ニュースに速報性は求められていない…というのも正直なところ。
速報性が求められる状況であれば、宝塚市のように臨時号を発行した事例もあるようですし、もっと内容の充実という方向に舵を切るのも考え方だと思うんですよね。
てなことを思っていたところ、どうやら市でも発行頻度の見直しも含め、市政ニュースの在り方自体を今年一年かけて見直そうと考えているとのこと。
この件、注意を持って見守りつつ、適宜、意見を述べ、情報発信にも努めていきたいと思っています。
確実に皆様のお手元に届く、市として唯一の情報発信ツールですもの。
より一層、充実させていかないと勿体ないですよね。
皆様からもお気づきの点やご意見等あれば、ぜひぜひお寄せくださいませ。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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